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カテゴリ:プチ依存 「た」行
![]() 道で会ったときにはとてもフレンドリー。 「おーい!」 などと声をかけてきて、そのままついつい長話、なんてこともしばしば。今度一緒にあの店に買い物に行こうよ、ということになったりする。 では具体的に話を進めようと、後日、本人に電話をかけると、 「はい。何?」 という声が冷徹なほど機械的。一瞬、この間の話は気のせいだったかと思わせる。 (具合が悪いの?) (もしかして、怒ってる?) (私、何か悪いこと言った?) とめどなく脳裏に湧くクエスチョンマークに堪えて会話を続けると、次第に声が柔らかくなるのだが、第一声の無機質な響きは、電話をかけようとする者に次回から相当の勇気を要求する。 本人に悪気はなく、相手がビビリながら電話をかけてきているとは露ほども知らない。症状の改善には、だれかの真心こもったアドバイスが必要だが、大人になってしまってからでは結構難しいと思われる。 Posted by 片桐みさこ研究員 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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