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カテゴリ:本
この本はにゃむさんのブログで紹介されていて(違ったかな?)、やっと読むことができました。
にゃむさんは、NPOかものはしプロジェクトの共同代表です。 かものはしプロジェクトとは、カンボジアの少女売春をなくすために職業支 援をしている人たちです。 先日の起業支援ネットもそうですが、社会企業をしている方には頭が下がり ます。私は家族で生きていくので精一杯で、フィリピンの身内を助けるのが 限界、今はそれも十分できていません。。。。。私にできることがあればい いんだけれど。 ええ、世の中が少しでもよくなりますように。 書名:裸でも生きる 著者: 山口絵里子 定価: 1,400円+税 出版: 講談社 本に載っている写真を見て、「眼が輝いているな~、独特のオーラがある なぁ」と思いました。私は頭が良くて、どんとぶつかっていく女性が好きで す。憧れさえ持っています。 たぶん尻に敷かれて「あんた~、しっかりしなさい!」と言われたり、「そ れじゃぁ、いけないわよ。」と頭を小突かれながら。でも美人というよりか わいくなくてはいけません。小悪魔的な女性でないと。 私の好みの話じゃなかった。。。ゴメン。 (よく考えみたら、うちのかみさんだった) 本の内容は著者が小学校のときから中、高、大学へ行って、米州開発銀行へ トレーニーとして勤め、バングラディッシュの大学院へ行き、ジュート麻を 使った会社を立ち上げていくという半生が描かれています。 そこには何の虚飾もなく、なんでもぶつかっていくという著者の生き様があ ります。 なんでもぶつかっていって、ありのままの自分を表現していくという、怖い もの知らずです。あっ、私のことか。 「やってみないとわからないやんか」と言って、この歳で人脈も何もなく、 おまけに家族もいて独立するなんて。「だめだったら、はいそれまでよ。人 生おわり。」と考えていた私。 でも彼女は地頭がいいんでしょうね。中学校のとき理科の先生が嫌いで、理 科以外のテストは100点に近い点をとり、理科だけ白紙で出すなんて、、、。 私もそれほどではありませんが、同じことをやりました。先生が嫌いで、数 学や理科・社会など得意な科目の授業はまったく聞かずもちろんノートも取 らず、テストだけ100点かそれに近い点を取って「先生の授業は意味がな い」と訴えようとしていました。今は丸くなりました。先生ゴメン。 柔道をやるために工業高校へ行って、その後慶應義塾大学へ行く。米州開発 銀行へ行ったり、自力でバングラディッシュの大学院へ行ったり、すごすぎる。 自分で運命を切り開いていくのは、怖いもの知らずではありますが、彼女に はFounderとしての資質が備わっているんだろうと思います。 久しぶりに元気の出る本でした。ありがとうございました。 若いものには負けておれん。 (まだ42だけど、、、、) た お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.13 20:03:23
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