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カテゴリ:本
書名: 僕が15で社長になった理由 彼が起業したころ、新聞かインターネットのニュースで彼のことを知ったと思う。 「車いすの15歳がインターネットで起業」というような記事で、「車いすに乗る身体障碍者が起業」で「インターネットで企業」、「15歳で起業」という3つの驚きが重なったように思う。「15歳で起業」というのは驚きだが、それ以外の2つも当時としてみれば新鮮だったように思う。それがトリプルパンチできたら、新聞記者らがだまっていないだろう。 しかし、私は興味を持ちつつもそんなに生易しいことではないから、看板倒れに終わる可能性が高いのではと思っていた。マスコミに踊らされて、名前だけの会社ではないかと。そそれとも会長か副社長が実質の権力者で、社長は客寄せパンダ的なものかと想像した。実際に若い女性を名目上社長にして、外の受けを良くしている会社は多い。 それが10年以上も続いていて、中堅企業まで成長したのだから大したものだと思う。 いや、本を読んで実情を知って、正直にいって脱帽した。 最初は批判めいたことを書こうと思っていたのだが、本にあれだけ自分の悪いところも含めて書かれたらもういえない。いや私には言う資格がない。経営者としては、私よりも優れていて、リーダーとしての性質も優れていると思う。 ただ会社のホームページを見て気になったのは、投資ファンドからたくさんの投資を受けて上場を目指しているということかな。本の内容とは矛盾する。社員が増えてモチベーションを上げるためにか、機器費用の資金調達として、上場を目指していると考えた方がいいのかな。 ただプロバイダー事業は装置産業でほとんど大差ない。どこもほとんど変わらない技術で、価格か品質か営業かで僅かな差があるだけだ。ひょっとしたら表に出てこない運用力や運用の効率性があるのかもしれないけれど。 正直なところクララオンラインは私にとっては高く、同じ価格帯では今ではAmazon EC2の方が魅力的に映る。 (うまく表現できなくて遅くなりました) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.29 13:09:31
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