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鶏が口だけでも飛び立ちます

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2008.07.02
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カテゴリ:


スーパーコンピューターを20万円で創る


著者: 伊藤智義
出版社: 集英社
ISBN: 9784087203950


単なる解説書というよりも、プロジェクトXのような開発物語で、とてもわくわくして読ませていただきました。著者がマンガの原作で身を立てていた時期もあるので、読みものとしても面白かったです。ただ、宇宙物理の基礎やコンピューターのハードの話が少し出てくるのが、浅学な私にはちょうどの読み応えでしたが、詳しい人や興味のない人には合わないところもあるかもしれません。

私より少し上の世代の人たち(当時20代、30代)が、1990年前後に世界でも稀な天文物理シミュレーションの専用コンピューターを創り上げたという話です。

彼らはコンピューターに関しては素人同然だけれど、地頭がいいんでしょうね。少し学ぶとオリジナルな思考回路で組み立ててしまいます。この分野はビジネスとして参入しにくいところです。汎用化が難しく、研究開発費がかかり、個性的な人材を必要としますが、それが類まれないろいろな分野の俊才が集まり成し遂げます。

後記でプロジェクトXの取材もあったそうですが流れてしまったようです。人物が優秀すぎて庶民的でなかったので、人々の共感を呼びにくい点だったかもしれません。特に、大きな挫折もなく、自然に成し遂げてしまったんですから。

 

とはいえ、比較的近い世界に身を置いていたし、著者の伊藤さんに親近感を覚えました。

・0から1を作ることに興味を覚え、1から100のことには興味がわかない。

 どちらも才能が必要なことですが、私のように能力が偏っていますと1から100はいろいろな障害があります。そしていろいろなところをかじって0から作り上げるのが好きです。著者のいうように後から見ればたいしたことはないのですが、0から1にするのにはいろいろな葛藤があります。基本的な1ができれば、あとは優秀な人がうまく製品にまとめ上げてくれます。

 私も0から1にするには異常な関心を持ちますが、1から100はあまり興味を持つことができないんですよね。。。そういう意味では仕事を選ぶのをもっと考えるべきだったかなと思います。

 

・お互いの弱点をフォローするというよりも、それぞれ1流の人たちがお互いに高め合って高いポジションに到達する組織が成功するチームだ

 これは難しいことですが、同質の人がチームに一緒にいても意味のないことかもしれません。各人がぎりぎりまで自分の能力を出し切って、足りないところもそのポジションへの動きに引きずられてやがて埋められていくのかもしれません。

 

私も大学院のときに、脳の構造をシミュレーションすることを検討しました。

LISPの命令のシンプルなものでモデルを構成して、それを高速に処理したらおもしろい結果がでるのではなと思いました。ただ、人間の脳の同時演算速度に比べたら、まったく桁が違います。どこかで、単純なモデルにしないといけません。結局そのはしょったモデルが正しいかどうかの議論に終わります。

それが限界です。物理モデルは最も単純ですが、それでも自ら並列データフロー型のスーパーコンピューターをつくって初めて実現できました。遺伝子やタンパク質のシミュレーションもどうにか、、、、もっと複雑な脳や社会科学はいったいいつ頃でしょうか?

このスーパーコンピューターは、結局プログラムを回路に落とし込んだので早くできました。ソフトで実現するよりも100倍くらい早いんじゃないでしょうかね。さらに並列度を上げることができれば、、、、たしかにスーパーコンピューター以上にいきますね。

言うや易く、実現するのは難しいですが。






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Last updated  2008.07.03 13:34:08
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