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カテゴリ:本
楽して成功できる 非常識な勉強法
書評/ビジネス 本の帯だけでなくカバーにも田原総一郎の顔が印刷されている、こういう傾向からこの本の性質は読み取れると思う。 途中で読むのをやめようと思ったけれど、一ついいところがあった。 頭を使って考えることの大事であること。その頭脳にとっては、食べ物が栄養源であり、身体が資本であるから休息や環境について注意をするということは、能力を最大限に活用するためにはもっともなことだと思った。 この本のテーマである「楽して成功できる方法」というのを期待したのだが、抽象的で曖昧な書き方なのでよくわからない。 特別なことではなく誰でも少しやれば達成できることを、できるだけ苦労せずに効率よくする方法としてしかとらえることができない。 誰でもできることに価値はあるだろうか? 作者は逆境の中から、ナンバーワンを勝ち取ってきたのだから、誰でもができる方法でやったわけではないと思う。 「私のいうとおりやれば開かれる」というような宗教のように、続きはセミナーを受けてください。教材を買ってくださいと畳みかけている気がしてならない。 逆説的には勉強になったが、価値があるかどうかは前述の食べ物のところぐらいかな。あとはよくある自己啓発書に書いてあることだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.03 22:42:38
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