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カテゴリ:日常生活
11年ぶりの高校の同窓会
この日に着物を着ようと 年に着物着用100回目標をかかげて3年目。 その当日、時間を空けてあったので、ゆっくりと過ごしていた。 予定の時間が来て、着物を着始めた。 そしてまもなく気がついた。 帯枕がない! どんなに探しても出てこない。 先日、東京でも帯枕を忘れていって タオルを代用した。 ここぞというときに なんで、いつもこうなるの! 帯枕は、いつもどおりの場所にあるはずであった。 緊張して着付けすると、失敗することが多い。 それでも、急いでホテルの会場へ… 140人以上参加と聞いていたが、本当にたくさん集まった。 夫に嫌味を言われていた。 「着物を着ているのなんか、おまえだけだよ!」 「ふん、そんなこと、百も承知。それで、 やめてしまうワタクシではありません!」 そんなことより、帯枕~! 帯枕は代用できるが、期待度の大きいこの日に 事がうまく行かないことが悲しかった。。 さてさて、同窓会… 私は高校の同窓会が好きなんですよね~。 頭のいい、一筋縄でいかない男の子が多かった。 管理されていない公立進学校の良さがあった。 修学旅行の九州行きフェリーの甲板に海に向かって サンダルが一足揃えてぬいであった。 見つけた先生はびっくり仰天、直ちに生徒の頭数を数える。 合わない。また数える。合わない。もう一度数える… 卒業式の答辞… 国語の先生が原稿を作って、生徒に渡した。 「こんなのいやです」と自分で書く。 提出された担任は あまりに過激な内容にもかかわらず、 「好きなようにせ~よ」 式後、 強制されたわけではない理系男子クラスの「仰げば尊し」 の合唱に担任が涙した。 こういうエピソードが老担任から初めて披露された。 古き良き時代の高校時代である。 みんなそれぞれの大学に進学し、 それぞれの道に進む。 それぞれの話に人生の味がある。 いい同窓会であった。 【今日の組み合わせ NO.68】 白たかお召し 生成り地に墨色の縞 勝山織物 手織り牡丹唐草文 きねや 絞り市松 帯揚 貝の口亀甲帯〆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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