前から楽しみにしていた
群馬・前橋のにしおさんの《芝崎重一・圭一展》へ…
東京駅から上越新幹線で高崎へ。高崎から両毛線で前橋に。
着いたのはお昼すぎくらいだったと思う。
にしおさんと芝崎さん
偶然、みなさんもご存じのMさんとごいっしょしたが、
さすがおきれいでした。凛とした眼ちからのある方で、
芝崎さんの熨斗目をお召しで、よくお似合いでした。
で、「帰りをご一緒しましょう」とお誘いくださって、
そのあと、ゆらゆらゆら～と来たのでした。
にしおさんのところでは、芝崎さんの無地紬、熨斗目、
木綿着物、帯、柳崇さんの着尺、帯、伊藤峯子さんの帯
などを色々見せてもらいました。
にしおさんこだわりの機名人の織りなす《結城地機織り》も
色々見せてもらいました。
にしおさんカラーの品の良い色味が素敵でした。
これらは、にしおさんのところの強いラインナップです
。
来年は熨斗目にチャレンジしましょ！
似合う熨斗目に出逢えますように…
【今日の組み合わせ NO.20】
芝崎重一作 栗皮染め無地紬
秋山眞和作 《吉野ヶ里》
青山八木 帯揚げ
道明 笹浪組
芝崎さんのこの栗皮染め無地紬は、私は、以前京都のお店で
見たことがあり、吉岡幸雄さんの《日本の色辞典》で
記憶をたどると、P.257の灰色だった。
にしおさんは、にしおさんで、ソフトバンクのお正月用CMで
樋口可南子さんのお相手の男性が着ているのと同じ色を
注文していて(同じP.257の灰色で栗皮染め）、
私がP.257の灰色がほしいと注文したのと、にしおさんが
注文して、出来上がってきたのが、ほぼ同時期だったという
偶然が作用した無地紬であった。
昼と夜、照明によって、微妙に色合いが変わります。
一見、地味な感じですが、洗練された大人っぽいグレーで
帯合わせは抜群、手持ちの帯のほとんどと合わすことが
できます。
この日は、秋山先生の《吉野ヶ里》に合う他の色の紬を
捜したかったので、こちらの帯と合わせました。
。
