日々のいろいろ…

　　《杢道の径》を５月くらいに着るとして　　　

　　深石美穂さんの《川平織》に合わせてみました。　　

　　秋山先生も、深石美穂さんも個性的な作風が多いので、

　　お互いに主張するかなぁと思いましたが、　　

　　さにあらん　　

　　お互いにス～と融合して、馴染んでくれました。　　

　　お互いの良さを引き立て合ってくれます。　　

　　画像は全体像ではないので、そのニュアンスを表現できて

　　いないのですが、　　

　　実物は、その意外性に嬉しくなりました。　　

　　無地、無地調の合わせ方では味わえない醍醐味と

　　いえます。　　　　 　　　　　

　　　　　　【今日の組み合わせ　NO.51】 　　　　　　　　　　　

 　　　　　　　　　秋山眞和作　小石丸＆天蚕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　花ヤシラミ織《杢道の径》

　　　　　　　　　深石美穂作　川平織　ロートン＆花織九寸帯

　　　　　　　　　青山八木　帯揚

　　　　　　　　　道明　帯〆

　　　　　着物も帯も主張性のある場合、小物は主張しないほうが

　　　　　いいですね。

　　　　つなぎに徹したほうがいいと思いますが、

　　　　この組み合わせの場合、今、見ると帯〆はもう少し濃い色、

　　　　墨グレーっぽいのがよかったかもしれません。

　　　暑いときに合わすと、どうしても水色が多くなってしまいます