日々のいろいろ…

　 昨年１２月 下宿時代の友人に乳がんが見つかり、

　闘病に付き合うことに。

　 友人は３０代に左胸の乳がんを手術。

　乳がんだと知らされたときは明け方まで眠れなかった。
　
　　朝日が昇ってきて、

　どうにかなるだろうと、気持ちを明るいほうに向かわすことが

　できた。夜は気持ちまで暗くなるからだめですね。

　そのときは、私は離れて住んでいる上に、幼い子供たちを抱え

　ていたので、彼女の力にはなれなかった。

　
　その乳がんも完治し、

　忘れたころに降ってきた今回の乳がん。

　直径５センチほどの浸潤がん だそう。

　今回は手ごわそうだ。

　しかし、彼女は気丈に色々調べ上げていく。

　私は、悪性脳腫瘍だった長男の経験から

　病気は自分で治すものだと考えているので

　彼女にそのことを話した。

　彼女は「わかってるよ」と…

　今回は、できる限り彼女に添うつもり。

　
　結局、彼女は自分で選んだ聖路加国際病院で手術を受ける。

　ただ、病院の治療方針にセカンドオピニオンを必要とした。

　和歌山には、華岡青洲賞を受賞している乳がんの先生が

　いらっしゃり、

　私が 昨年乳がん検診で　精密検査を必要としたときに

　お世話になった先生である。

　その先生を紹介した。

　私は、どの職業であっても、一流の方は誠実、ヒューマニティ

　があると持論を持っているので、

　礼を尽くしてお願いすれば、きっと彼女の気持ちに添ったお返事

　をいただけると思っていた。

　
　17年前に 長男が和医大病院で手術することになったときに

　セカンドオピニオンをいただいた

　当時、倉敷平田病院難治治療疾患部の伊丹先生、

　ハーバード大学循環器センターにいらっしゃった

　後の慶応大学医学部教授 西本先生（和歌山ご出身）は

　今も お元気でご活躍だろうか…

　この先生方は、本当に医学は仁術だと叫びたいような

　素晴らしい先生方だった。

　もちろん、ずっとお世話になっている和医大病院のU先生も

　素晴らしい先生である。

　和医大病院のU先生のことは 時々カテゴリー《長男のこと》の

　ところで、取り上げさせてもらっている。

　
　病気になることはひとつマイナス、不幸な出来事に違いないが、

　マイナスばかりではなく、

　素晴らしい先生方との出会いで自分自身の人生を高めていくことも

できる。

　まさに「求めよ、さらば与えられん！」です。


昨日は土佐清水病院新大阪診療所に丹羽先生に会いに行った。

　ホルモン療法と抗がん剤治療について懐疑している彼女が

　丹羽先生の開発されたSODを飲み始めたので、

　丹羽先生の診療を受けるためだった。


　丹羽先生も素晴らしい先生で、一言では書ききれないので、

　次回に…