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テーマ:最近観た映画。(40147)
カテゴリ:映画鑑賞
レイトショーで見てきちゃいました。 久々に原作を超える映画でした。とっても恐いのだけれど、きっと、溜飲を下げた教師はいるに違いないと思いました。 グリム童話は残酷ですが、それによって教えられることってたくさんありますね。そういう抑止力になるお話です。ほんとにやってしまう人間が出てこないことを祈りますが。 原作では鼻についた主人公の教師の台詞がうまい具合にカットされていて、生徒たちのやたらに明るい描写も映像でうまく表現されていたと思います。 原作を読んだときに一番嫌な感じと思った学級委員の女子生徒がとてもよかったです。ああ、そうか、こういう生徒だったのかと原作よりずっと思い入れができました。 少年Aの子も少年Bの子も名演でしたね。しかし、若いというか子どもなんだな。原作のときはただ生意気なだけの憎たらしい小僧を描いて読みましたが、実際の14歳ってこんなにあどけないんだと改めて思いました。 そのあどけない子たちへ、まあ、これでもかと繰り返される復讐劇。けっこう結末を安易に変更してしまうことが多いと思うのですが、そうしなかった監督に拍手です。 この映画、R指定です。バカが真似しないように。ほんと、それだけです。心配なのは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月16日 18時35分13秒
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