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テーマ:たわごと(26905)
カテゴリ:生活
帰りの電車は通勤帰りの人々で混んでいる。
今日はそれでも座れたんだけど、隣の隙間に私よりやや上の女性がぐりぐりっと座りこんできた。 そして「はぁー」とか言いつつ、背もたれに。 何とか座る隙間はあっても、もたれるのは無理だったのにー。 うへえーとあぶれる感じで私は背もたれを奪われたのだった。 ・・・まあよい。 軟弱な私の仕事より、疲れたお人もいらっしゃるのだ。 その女性はキャスターがついた大きなカバンから、ウオークマンを取り出し、何かを聴きはじめた。カチャッカチャッとテープを止めたり巻き戻したり。 「英会話か何かか?」と思いつつ秘かに観察。 でも事あるごとに大きなため息を吐くのだ。 ・・・気になる。そのため息( ̄ー ̄; 瀬戸内寂聴の法話か何か? そして、ついでに言うなら息が臭いよう…。 何駅かの間に、背もたれを奪われ、口臭攻撃を受け、 少し気分が落ち込み、本を読む元気を奪われた。 ・・・それはまあいいのだ。 今日のお昼に同僚と、常識について語ったところ。 どこまでが常識か、どこからは図々しいのか。など。 これはクレームすべきところで、これはワガママ、という定義は? 最近、言ったもん勝ち!っていう場面に多々遭遇する。 多少図々しくとも、言った者が得をし、気になりつつも我慢した者の立場を悪くする。 例えば一個しか商品が無いとき、店員は語気を荒くする客に押され、おとなしく譲る客に頭を下げつつ、丸く収まったことに胸を撫で下ろすのだろうか。 この頃はハッキリと強者弱者(といえば語弊がありますが)の溝は深く遠くなるばかりで、逆転(=譲り合い)がなされていない気がするのだ。 クレームで勝ち得た者は、次回からも「前はもらえた!」と、どんどんパワーアップしてどんどん得をしていく。 譲った者は? いつイイ目を見られるのだろう? どこかで帳尻が合わなければ気になる私なのでした。 「はーい!私なんて癒しを与えてばかりなんですけど!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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