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カテゴリ:生活
ゲームやってるつながりで、私の過去のときめきメモリアルを思い出せるだけ思い出し、
語ってやろうと思ったのですが、わたしこーゆーキャラなもので、華美で甘美なときめき… っていうのはあまりありません。 でも意外と子供の頃のことを覚えているほうです。 古い順に連載予定です。 小学生の頃で思い出せるものをひとつ。 しかしそれは私の話ではなく、友達の話になります。 もう、ここで披露しても時効でしょう。 *** 5年生の頃、私は幸子ちゃんという子と仲良しでした。 子供子供した私に比べて、彼女はとっても大人びていました。 家が老舗の子供服店ということもあり、いつもオシャレだったし。 (その小学校は私服でした) その幸子ちゃんには好きな男子がおりました。 M岡くんというその男の子は、私に言わせりゃサル顔だったのですが、 「女の子には優しくしてあげなきゃ」というようなことを真顔で言うような、 背中がむず痒くなるようなことをサル顔で言ってのけ、その割に男子陣の信頼も厚い、 頭一つ分くらいみんなよりオトナ~な子でした。 そしてM岡くんと幸子ちゃんは、相思相愛であることを公言し、私がはじめて目の当たりに した彼氏彼女となりました。 私はほんのり寂しかったのかもしれませんが、ルパン三世のようなM岡くんのことは割と好きで、三人で仲良く遊んだりしたもんです(もしかして、邪魔者?) そんなある日、クラスに一人の転校生がやってきました。 佐知子ちゃんというその女の子は、スラリとしたきれいな子で、笑うとえくぼができました。 クラスの男子がざわざわと浮き足立ったのは言うまでもありません。 しかしガキの愛情表現は時としてバカ丸出し・・・。 佐知子ちゃんは髪を引っ張られたり、ペンケースを隠されたりされていたようです。 そして皆が、それはいじめではなく、ちょっかいであることを自覚してた感じで。 そこでM岡くんですが、休み時間のたびに幸子ちゃんではなく佐知子ちゃんのほうに行くようになってきたのです。 女の子らしさのカケラもなかった私でも「そりゃアカンで!」と感じました。 幸子ちゃんの笑顔も曇りがちになりました。 佐知子ちゃんの様子も、まんざらでもなさそうで。 そこで注目されるべきは、佐知子ちゃんの動向、ということになりました。 クラス中が固唾を呑んで、この先、なにがあるのかとドキドキしました。 そしてついに、三者面談が行われることとなり・・・ 「血の雨が降るかもしれん!」と、クラスの緊張もMAXに達しました。 気になる結末は・・・ 「三人で仲良くしようぜ~」(by M岡くん) という、なんとも驚くべき結果となったのです。 Wサチコは、二人とも「M岡くんが好き!」を譲らず、M岡くんの裁きは、 「幸子は恋人、佐知子は愛人」というものでした。 それを幸子ちゃんから聞いた私は、「ふーん」と聞いたものですが、内心「ええんかい!」という気持ちがモヤモヤしていました。 今にして思えば、佐知子ちゃんのほうにも同じセリフを言っていたのかも…と思うのですが、 そのM岡くん、とんだ大人になった可能性もあるわけで(先が思いやられるっしょ)、今、彼がどんな人生を歩んでるのか、とても知りたいです。 そのときの幸子ちゃんは、意地をはってお別れよりも、百歩譲ったのかもしれません。 そのときの佐知子ちゃんは、自分が後から来た者ということを自覚したのかもしれません。 そんな、三角関係を演じている私の友達を尻目に、「わたしも恋したい!」とか思ったのですが、ちょっといいかもとか思ったとなりのクラスの男の子が、遠足のときにバスの中で、当時超ミニ短パンみたいなのを男の子ははいていたのですが、横から股間を掻いていて、うっかりそれを目撃したもんだから、気持ちは急速冷凍。( ゚д゚)ポカーン ですよ。 掻いたアンタが悪いのか、許せぬアタイが悪いのか。 ま、中を取って、「掻いてるところをちょうど見られたアンタが悪い」やね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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