ご心配をおかけしています。
日記はさかのぼりになっています。
おかげさまで空は、大分元気に過ごしています。
本当に心温まるコメントありがとうございます。
感謝、感謝です
ここまでの経緯は
二次障害発症?それとも風邪?
追記 二次障害 2日目 高機能自閉症児
二次障害3日目「ボクのこと認めてくれるかな・・・・?」
二次障害4、5日目(週末)「人は人によって癒される?」
二次障害6日目 「再びパニック」 高機能自閉症
二次障害7日目 「学校に行けない日」 ひっかかりが見えた
をご覧下さい。
二次障害7日目の昨日は、学校を休んだ空。
こんな状態なってから全休は初めてだった。
相変わらず調子はよくないものの、学校へ行こうとする意思はあるようだ。
登校に付き添いながら、班の様子も見ようと思ったので
一緒に教室に向かう。
班の子供も先生に言われたのか「大丈夫」と声をかけてくれるものの
会話が続くわけではない。
空の教科書を笑った子は、私の顔を見ると目をそらした。
自分がしたことがわかっているんだよね。
空の後ろの席の子は、前の学年からのグループと
遊んでいる。
前の席の子は、本を読んでいる。
空が無視をされているわけではないけれど、かかわりがない。
いつも誰かと過ごしていたい空には、居場所が感じられないのかもしれない。
まるで、自分はそこにいるのに、誰からも見えない幽霊のような感覚だろう。
海は遠くの席で、友達と楽しそうにしている。
そんな海を見ながら、ぼーっとしている空。
仲のよい子が話しかけてきても、身を堅くしてうつむく。
そんな様子を目の当たりにしたので
これ以上は無理をさせないほうがいいと判断した。
今日、頭痛が起こり早退してきたら、しばらく休ませよう。
1ヶ月もすれば、席替えもあるはずだから。
しばらくして担任がやってきたので、昨日の小児科の結果と
今朝の空の様子と私が見た、班の印象を話した。
空が、先生のいない休み時間や給食がつらいと言ったことも・・・。
様子が気になるのか、近くにきて様子を伺う子供のグループがいた。
情報屋と呼ばれている子も入っている。
こういったムードが空をつらくさせているんだろうな。
担任も養護の先生と話し合って、席替えを考えていてくれた。
当然、席替えをしたばかりで他の子の手前もあるだろうし
私も空一人のことで、席替えまではと思っていた。
それでも、「今のままじゃ、空くんがかわいそうですから」と言ってくださり
大掛かりな席替えじゃなく海の側に移動する程度の移動で対処してみて下さると言う。
私も、あまり周りの子供に負担をかけるのもと思い
担任に「お任せします」とお願いをした。
帰りに養護の先生に昨日の様子と今朝の話を伝えた。
養護の先生も、とても心配してくださり席替えの事も
「すぐできることは、どんどんやろうと昨日話し合ったんですよ」と教えてくれた。
空も私も沢山の方に支えられているなと、改めて感謝しました。
原因が席なら、これでよい方向に向かうだろうけれど・・・
そんな、気持ちで下校時間を待ちました。
下校してきた空は、私に抱きついて「チュッ」「チュッ」「チュッ」と
顔中に
久しぶりに晴れ晴れした笑顔で下校。
全身が弾んでいました。
知らん顔して「学校どうだった?」って聞くと
「席替えしたんだよ。海の隣になったの」
「海の隣の子はどうしたの?」
「元の空の席になったよ。交換したんだよ」と海。
「その子は、席変っちゃって嫌がらなかった?」
「すごく、嬉しそうだったよ。『わーい!』って喜んでた」
(それって・・・・あんたの隣が嫌だったんじゃ・・・・・?)
空はご機嫌で、興奮状態でした。
担任にお礼の電話をかけたら
「ちょっと席替えてって、それだけ言って変えちゃったんですよ。
『空くん海くんの、隣に移動して』って言った瞬間、顔が輝きました。
つらかったんですね~。元気になってくれたら良かったです」と
一緒に喜んでくださり、一緒にホッとしました。
席替なんて僅かなこと、簡単にできることって考えてくださる先生って
そんなにいないんじゃないかなぁ~
なにしろ、席替えして2週間もたっていないし
普段は1ヶ月に1回って決まっているものなので。
それを、さらっとやって下さる先生には本当に感謝です。
我慢よりも、苦痛よりも、まずは笑顔を考えてくださった
先生の気持ちこそが、どの子供に対しても必要な
本当の支援だと思います。
これを乗り越えるのが成長だ
そんな弱いことじゃ、この先の人生渡っていけない
そんなイジメまがいの勝手な方針のために死んでいった子供
二次障害に悩まされつつ、今も苦しむ発達障害を抱える人たちがいるんです。
そんな事実も、頭の片隅に入れておいてください。
もしも、このような教育方針を持つのなら
必ず、あなたの腕で子供の腕を掴んでいてください。
その子が、いつ崖から飛び込んでも、
あなたが命をかけて支える覚悟で
目も腕も心も離さないでいてくださいね。
親は自分の命より大切な子供を、預けているのです。
おかげさまで空はこの日以来、元気に登校しています。
空が自分の居場所に安心できるようになったのでしょう。
先生方の心ある支援のおかげです。
ありがとうございます
そして、ご心配くださった皆さん、本当にありがとうございます。
このブログでたくさんの方々に支えていただいたおかげで
空と共に、あまり力まず歩いてこれたと思います。
二次障害とまではいかなかったかもしれないけれど
やはりストレスに対する耐性が低いせいか
あっと思う間に状況が悪くなっていく空に
正直、焦りを感じていました。
この子たちには、早い対処が必要なんだと痛感します。
今後のためにも、今回のことを生かせるように
しっかりとまとめておきたいと思います。
この子達が二次障害に移行する間の研究や
具体的対処方法を教員も保護者も知っておくべきだと思いました。
特に管理職が動かないと、支援要請できない場合もあるので
研修などを徹底していただきたいと思いました。
(↑の件は、後日又詳しくUPしたいと思います。)
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