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ソーリムウーハーのサラリーマン不動産投資

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2024.05.16
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カテゴリ:お金

最近「投資を始めた」という話をよく聞く。
『新NISA』による、投資ブームだ。

​​​
今では金融庁が特設サイトまで作って『投資』を推奨しているけど、かなり違和感がある。
株式投資について本当に知らなければならない情報の露出が、あまりに少ない。

『皆のお金を増やす』というのが本来の目的のはずだ。
でも恐らく結果は真逆で、新NISAで株式市場に参入した多くの人はお金を失うことになるだろう。

今日のテーマは「株式投資」

ボクが考える株取引の本質と、不動産投資との違いについてのお話。
これから株を始めようという方には、ぜひ読んでいただきたい。​​​


​​​​​​​・株の『売却益』はどこからやって来るのか?​

株で利益を得る方法は、大きく分けて2種類ある。(厳密に言えばもっとあるが)

まずは『配当金』
これは企業が経営によって得た利益を、株主に分配するものだ。
特定の『権利付最終日』に株を保有している人に対して、『●株あたり●円』のように配られるお金だ。

もう一つが『売却益』
ご存じと思うが、株価はつねに変動する。
安い時に買って、高くなった時に売れば、その差額が『売却益』として儲かる。

そして多くの人が認識していないのが『株の売却益はどこからやって来るのか?』ということ。
何もないところから、お金は湧いてこないからね。

実はこの『売却益』は、企業業績によって生まれたものではない。
高く買って安く売ってしまった人の『損失』が回ってきているだけだ。

つまり株式市場というのは、株主同士で利益の奪い合いをしている。
はっきり言ってしまうと、『競馬』や『パチンコ』と本質は変わらない。

そしてプロや超高性能AIも、他の株主たちからお金を奪う気満々で参戦している。
数十億もの大きなお金を動かせるトレーダーや投資企業は、株価が上昇する『熱狂』と下落する『恐怖』を巧みに使い、相手を蹴落とそうとする。

​​​​​​
『株を買う』ってことは、ガチのプロたちと同じ​『戦場』​で​​​​お金の奪い合いに参加するってことだ。
あなたはそこで、生き残る自信があるだろうか?
​​​​​​​​​​​​


​​​​​​・株価はなぜ上がるのか?

多くの人が誤解しているが、株価は企業業績が上がるから上昇するわけではない。

株価は、買う人が多ければ上がるし、売る人が多ければ下がる。
いわゆる『需要と供給』によって価格が決まる。それだけだ。

業績が良い会社の株価が上がることが多いのは、買う人が多いだけにすぎない。
だから、決算発表で『増収増益』が発表された直後の利益確定売りで、株価が大きく下がることも珍しくない。

さらに言えば、株主が『現金が必要になった』『他のもっと良い投資先に資金を移す』といった、まったく関係のない事情でも、株が売られて価格が変動する。
業績と株価の上下は、直接的には関係ない。

ここで理解しなければならないのは、チャートの波は、みんなで作ってるってこと。
参加者が増えれば波は上がるし、参加者が抜ければ波は下がる。

株をやるほぼ全員が『売却益』で儲けたいはず。
だから株式市場というのは
『参加人数が少ないうちに参加して、最大のところで誰よりも先に抜けるゲーム』
とも言える。

最近でいうと、日経平均が4万円を超えたあたりが参加者が最大になったタイミング。

問題は、この先の参加者が増えるかどうか?
新NISAで投資初心者が参戦した後で、さらに参加する人ってどれだけいるんだろう?

ウォール街のランダムウォーカー 原著第13版 株式投資の不滅の真理


​​​​​・株には必勝法がない

株式投資が難しい理由のひとつが、過去の市場パターンが参考にならないということだ。
どれだけ昔のチャートを研究しても、未来は全く違う動きをする。

前述のとおり、チャートの波形は市場のみんなで作っている。
時代によって株主は変化するし、AIの取引も変化し続けている。

そもそも利益の奪い合いのゲームなので、AI同士が闘いはじめると、これまでのパターンにない波形になるのは必然だ。

だからどれだけAIが進化しても、永遠に儲け続けられるソフトは絶対に出てこない。
原理的に「絶対に儲かるパターン」が作れないのだ。

その中でできることと言えば、できるだけ確率を上げること。
たとえばドルコスト平均法を安定株でひたすら続ければ、利益を得られる可能性は高いだろう。

それでも絶対ではないし、時期によって確率も変化する。
そもそも『安定株』なんてものが存在するのかも怪しい。

株式投資の「正解」は誰もわからない。​​​​

この先、株価が上がるのか?下がるのか?答えは誰にもわからない。

​​​​・国外投資は為替に注意

米国株は、ずっと上がり続けているから手堅い。
そんな話をよく聞くけど、果たして本当かな?

海外で投資をするときは、その国の通貨で金融商品を買うことになる。
いまは円安で1ドルが155円。

つまり最も高いレートで、他国の金融商品を買わなくてはならない。
たとえば米国株で10%の利益が出ても、その時に円が去年の130円台に戻ったら損をする。

投資ブームが起きると、利回りの高い外貨や海外株を買わせる手口が横行する。
海外への投資は、為替の変動も考慮した冷静な判断が必要だ。​​​


​​・株と不動産の違い

株と不動産の違いで大きいのは、難易度。

ボクが株を3年間みっちりやって理解できたのは『正解がない』ということ。
どれだけ勉強しても、確実な必勝法はないし難易度も高い。

一方で不動産投資には、正解がある。
本を30冊ほど読んで勉強するだけで「必勝法」が見えてくる。

トラブルが起きたときも、解決策の「正解」があるし
それらの情報が、本でもWEB上でもオープンにされている。

誰でも勉強して真面目にやれば、利益を出せる。
『再現性がある』のが不動産の大きな特徴だ。​​


​​​数年前まで、株式投資を研究してたことがある。
JPX400と日経225の全銘柄の過去30年分のチャートの動きを分析しまくり、毎日トレードを繰り返した。
でもメンタルの維持が大変で、本気でやるのはやめてしまった。

不動産の方が先に軌道に乗りはじめたというのもあるけど、今は個別株で遊ぶ程度。
それでも最近の市場はちょっと危ないので、数ヶ月前にすべて売却したところだ。

確かに株のトレードはおもしろいし、あれほど刺激的なゲームはない。
実際にそれで、数億円の資産を作る人がいるのも確かだ。

その一方で株は『個人投資家の9割が損をする』と言われてる。
金持ちになる手法として宝クジより高確率ではあるが、負けの確率の方が圧倒的に高い世界だ。
それを理解した上で臨むのであれば、株式投資というギャンブルは本当に楽しいと思う。

みなさまの株取引に、幸あることを願う。
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最終更新日  2024.05.16 08:03:17
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