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2012年02月04日
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カテゴリ:最近読んだ本


一昨日から、妹が一時帰宅中なう。
そこで、前から読みたがっていた本を
札幌の市立図書館から借りてきてくれたのだ。
この本、中古ではなかなか出回っておらず
かといって、新刊は高すぎで。と
だから、借りてきてくれた時は本当に嬉しかった。

青の歴史は、のぽねこさんのブログを拝見してから
一度は読んでみたいと思っていたので
早速読んでみた。

最初の章では、赤と黒と白の世界が語られる。
12世紀前までは、青にはほとんど価値がなく
暖色としていた学者もいた。
むしろ軽蔑されていた青の色。

ところが、時代の変遷の中。
一躍青色が脚光を浴びるようになる。
フランスのルイ王が紋章に使ったこともあり
青色は主流となっていく。

青色が脚光を浴びたのは、革命の影響もある。
紋章に、旗に、帽子に…

緑色にしても、今では黄色と青を混ぜることで
作られることが知られているが
当初では、それは軽蔑される行為だった。
色を混ぜることはタブーだったのだ。

色が光か物体かによる考察もあった。
光ならば高貴なもの。
物体ならは、それは卑しむべきもの。

フランス国旗の色が決まったのにも
これらの変遷があったからだ。
もちろん他の国旗にも色は独自の模様を見せる。

青色を出すには、二つの素材が使われていたが
そのうち、人工的に綺麗なブルーを出せるようになり
プルシアンブルーという色が現れ
それは画家によって世に出たりする。

最初は存在さえ認められていなかった青色。
だが、ジーンズなどの発明などの影響も受け
それは、万人が認める色になる。
青色は、攻撃的な色とは反対に
保守的な色と思われるようになり
民衆は青色に安らぎを求めるようになる。

現在でも、青色の持つ魅力は衰えない。
虹色がある現在では、
色相など、過去には思いも付かない色として
パソコンで扱える色も格段に増えた。
それでも、自然に存在する色のほんの一部であろう。

青の時代、画家の青色の使い方も変わる。
青色は特別な色だった。
葛飾北斎の絵画にも、青色が効果的に使われている。
ピカソなども、青の時代を築いた一人だ。

本書は、大変わかりやすく書かれており
参考書としても役に立ちそうだ。
次から次へと読みたくなる、そんな本だった。
借りてきてくれた妹には感謝!

久しぶりの読書も、大変楽しかった。
地元の図書館にも、ミシェル氏の本を置いてくれないかなぁ。





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最終更新日  2012年02月04日 12時53分00秒
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