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カテゴリ:最近読んだ本
先週の金曜に待ちに待った本が届いた。
のぽねこさんの日記で紹介されていた、アルカトラズ幻想。 日記を拝見し、これはとても面白そうと、すぐに購入に踏み切った。 ねじ式や眩暈と似た感じの話があると聞き、 どんな感じだろうと読み始める前からワクワクしていた。 毎日の食事の支度前に、少しずつ読み進めたら これが面白い。 最初の方で明かされる、女性の死体の真実。 途中で入る恐竜と惑星の論文。 どれも面白くて、なるほどなぁと新鮮だった。 中盤で、アルカトラズの監獄の話が出るが そこから一気に急展開。 パンプキン王国なる、王国が出現する。 実際にはパンプキン王国という名前ではないが 優しくしてくれた女性の思惑は別の場所に。 そして、ラストで謎が一気に明らかになる。 パンプキン王国は、実在していたのだ。 異世界の話が途中で出てくるが、これまた面白かった。 タイトルの名前が、最後まで読んでようやくわかる。 あの時の図形は、こんな意味を持っていたのか。 戦争の話が出てくるが、まさかこういう風に繋がるとは。 ドイツの新型爆弾。 でも、それは別の爆弾だったのだ。 読み終えて、すっきりした気分に。 構想に20年かけた大作だったようだが、 流石に島田さんの小説だと思った。 今日は、QEDシリーズの東照宮の怨を読むつもりだ。 秋は、本当に読書にはうってつけの季節だなぁ。 読書は、やっぱり楽しい。 素敵な本を紹介していただいた のぽねこさんのブログには感謝の心。 しばらく読書熱は続きそうだ。 読んだ後は、しばらく興奮するので 寝る前に読む時は注意が必要だが。(笑) ともあれ、素晴らしい読書体験だったなぁ。 アルカトラズ幻想 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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