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【中古】 魔神の遊戯 / 島田 荘司 [文庫]【あす楽対応】 先日、魔神の遊戯を再読した。 というのも、図書館で借りてきたのだが、 途中まで読んで、あれ?これ読んだ事ある? でも、せっかくだからと、最後まで読了。 再読なのに、またラストで驚いてしまった。 そうだった。こんなラストだった。 オランザピンは、別名ジプレキサと呼ばれる薬。 正に今、私が服用している薬だったので、 それも興味深く読んだ。 悲惨とも呼べる人生を送った記憶の画家。 彼独自のスモールワールド。 それが事件の鍵だった。 何をしたわけでもないのに、生きる為に必死だっただけなのに 人生の大半を精神病棟で過ごした彼。 ヤハウエの話自体は、旧約聖書で読んで知っていたが モーセの話も大変興味深く読んだ。 神はいろいろな神がいる。 破壊神と呼ばれる神。 有名な所では、シヴァ神がいるが ヤハウエもそうだったのかは、不勉強でわからない。 イスラエルの民は、自分の国を取り戻せる日が来るのだろうか? 日本に生まれ、日本で暮らしている我々は 自分の国があることを、幸せに思わなくてはと思わせる話だった。 最後の方の御手洗さんの台詞で 「僕は名前を騙ったりしない。」 この台詞にも痺れた。 島田さんの本は、再読しても、新しい発見がある気がする。 とても楽しい読書体験だった。 そして、近くに図書館が出来たことにも感謝。 明後日の土曜か日曜に、また図書館に行って本を借りてくるつもり。 もう島田さんの本は読んだ本ばかりしか 図書館に置いていないので、 今度リクエストしてみようかな?と思っている。 ヘッセの全集も借りたいし、他の作家の本も読みたいし。 リヒターの本を狙っているが、 今度行く時に、他の人に借りられていませんように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月30日 19時42分21秒
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