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2008.09.23
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カテゴリ:所感
彼岸の中日。
越後では時々小雨の降る、生憎の天候でした。
お昼頃、「墓参り」を済ませました。

彼岸とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸を「彼岸」(ひがん)という。

彼岸の仏事は浄土思想に由来する。
浄土思想で信じられている極楽浄土(阿弥陀如来が治める浄土の一種)は西方の遙か彼方にあると考えられている(西方浄土ともいう)。
春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりである。

しかし、人は死ぬまで「煩悩」の固まりである。
煩悩は俗説によると「108」あるとされ、除夜の鐘が108回衝くのは108の煩悩を滅するためと言われるが、時代・宗派等により数は定かではない。
煩悩の根源、つまり「諸悪の根源」は「三毒」と呼ばれる。
貪欲(とんよく)、瞋恚(しんに・しんい)、愚痴(ぐち)の三つとされる。
  
  貪欲(とんよく)     欲望?
  瞋恚(しんに・しんい)  怒り・憎しみ、または恨み
  愚痴(ぐち)       物事の正しい道理を知らないこと

これらを現代風?に解釈すれば

  貪欲(とんよく)     物質欲、性欲、金銭欲
  瞋恚(しんに・しんい)  「腹」の立つ事柄
  愚痴(ぐち)       無知、勉強不足

と、勝手ながら解釈することにする。

浄土真宗・本願寺派の我が家の「お墓」には「涅槃城」と記されている。
「涅槃(ねはん)」の意味は、「さとり」〔証、悟、覚〕と同じ意味である。また如来(釈迦)の死そのものを指す、とされている。
勝手な解釈では、心の安らぎ、心の平和によって得られる境地というように理解している。

たくさんの煩悩を抱えている身では、「涅槃」の境地にはたどり着けない?
ということなのだろうか。

特に「煩悩」が全身に満ちあふれている某国の議員の「先生方」や
叩かれても「懲りない」輩は、「死んでも治らない」と感じる。

   




  






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Last updated  2016.08.01 16:10:44
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