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2010.12.23
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カテゴリ:所感
今日の越後は、雨が降ったり止んだりの祭日となった。
お昼前に知人が訪ねてきた。
世間話をして30分程で帰って行った。

昨夜は遅くまで年賀状の裏面のプリントアウトを、おこなった。
今日は、表面の宛名のプリントをおこない、先程終了した。
明日、投函する予定。

年賀状作成の専用ソフトを使いプリントの経験は有るが、「行間」の取り方や文字の書体(フォント)および配置には、気に入らない点が多々ある。
再び以前のようにワープロソフトで、すべて仕上げる事にした。
裏面のデザインは、撮影した写真を中心とした。文字は毛筆体から選択。
14×10センチの「世界」ではあるが、満足のいくレベルにまで持って行くには時間が掛かる。
また、同時にワープロソフトを使いこなす技量が求められる。
至って簡単なコピー・ペーストだけで作られる年賀状は、忙しい方には重宝かも知れない。

先代は、年賀状を一枚一枚毛筆で毎年200枚ほど書いていた。
簡便な方法を好まない意志と言うより、受け取る相手方の気持ちを推し量っていることに気付く。
手紙やはがきを差し出す人、区分けし配達する方、そして受け取る方がいる。
そこには気持ちや心が述べられ、「行間」から思いを感じ取り、受け止めてはじめて意志の疎通ができる。
毛筆の筆運びから書いた方の気持ちを感じ取れるレベルに達するには、日頃の訓練しかない。
はるか昔の人は、それが出来たと言う。

活字文化からネットの時代となり、毛筆とは縁もゆかりもなくなって久しいが、一年に一回程度は筆を持つ機会があっても良いと、思われる。

 撮影 2010年12月22日15時00分 1/210 F5.6 ISO100  自宅付近
冬の虹 10.12.22

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Last updated  2010.12.23 18:40:57
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