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2016.07.06
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カテゴリ:庭の樹木
バナナの価格は先月から上がっている。
近くのスーパーでは、3~4本入りの小袋は100~130円程で買えたが今は170円超えになって、他の店でも同様の傾向を示す。
輸入バナナのほとんどを「キャベンディッシュ」という品種が占めており、その多くは一種のカビ病である「新パナマ病」に罹っている。
また、生産国のフィリピンは干ばつの被害に見舞われていることから、バナナの価格は上昇している。
美味しく皮をむけば食べられる簡便さから、老若男女を問わず愛好者は多い。

自宅にあるバナナは先代が入手し、現在の場所に植えた。
初代は枯れてしまい、現在有るのは2代目で樹高は5mを優に超える。
越後は積雪地帯であり、当地もその中に含まれ多い時は積雪1m以上にもなり、年間平均気温は約13度C。
先代から直接、話を聞いた訳ではないが熱帯産のバナナが越後で育つのは、疑問が多すぎる。

以前、手伝いをさせられたのは秋になるとバナナの根元に大量の、稲の籾殻を敷くことだけである。
籾殻の腐敗熱で根の凍害を防ぎ、肥料にもなる。また翌年は草も生えない。
今は籾殻の確保や運搬に手間が掛かることから、剪定した樹木の枝葉を裁断して根元に置いている。
この甲斐あってか株は大きくなり、地面から新芽を出すこともある。

例年なら9月中旬頃に掲載写真のような実は成るが、7月初旬は初めてとなる。
店頭に並ぶバナナのようになるには、平均気温30度C以上が3ヶ月継続する、というのが条件である。
今夏は気温が高い予報であることから、少しは期待出来るかもしれない。

 撮影 2016年07月06日12時43分 1/40 F4.0 ISO160
    長岡市内 自宅の庭
バナナ 2016.07.06



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Last updated  2016.07.06 16:45:12
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