わたしのブログ

台風10号は昨夕、岩手県大船渡市付近に上陸し、三陸地方に大きな爪痕を残した。
上陸直前の中心気圧は965hPa、最大風速は35ｍ。
昨夕の同市の雨量は１時間当たり80ミリと猛烈な雨となった。
このため、中小河川は計画高水位を超え氾濫、堤防決壊を起こした。
また、台風の気圧による海面「吸い上げ」と大潮が重なり潮位は１ｍ以上、上昇した。

岩手県内の川沿いにあるグループホームでは９人の入居者が亡くなっている。
報道等によれば、あっという間に腰まで水に浸かった、と当直担当。
昨夜、同じ敷地内にある介護施設からの連絡では、１階部分は水に浸かり入居者と職員は３階に避難し無事、グループホームは避難できていない、と町役場に伝えられた。
川の流域には、町役場から避難指示や避難勧告は無かった。
グループホームにいた職員は入居者とともに水に流され、下流で住民に助けられた。
今日午前10時頃、被害を確認するため施設に入った警察官により、遺体を発見される。
施設の外側には多くの流木が残され、直ぐ上流側では河道は直角に曲がっている。

北海道では12の河川で氾濫、堤防決壊し浸水の被害がでている。
今月、北海道に上陸の台風は３個、10号は逸れたが大雨による被害は広範囲に及び、深刻かつ甚大である。

　撮影　2016年08月31日18時03分　1/100　F2.2　ISO125
　　　　長岡市内　自宅付近　柿の実




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