わたしのブログ

越後の当地は蒸し暑い一日となった。
気温は高くなるとの予報を聞き陽が射す中、朝６時から農作業を始めた。
木陰で休憩を採りながら汗びっしょりになって８時半過ぎ、予定作業を終える。
県内29箇所のアメダス観測地点は、いずれも今年最高を記録している。
アメダス寺泊（長岡市寺泊二ノ関）35.0度C（12時26分）
アメダス長岡（長岡市緑町）　　　36.0度C（14時24分）
台風５号の影響によるフェーン現象かと思われ、明日も高温となる見込み。
予報では25度～35度で推移、雨が降る所もある。
現在、長岡市内には雷注意報が出ている。

９日、長崎原爆忌。
長崎市長・田上富久は平和宣言の中で次のように述べている。　　
　　世界各国の指導者に訴えます。
　　「相互不信」の流れを壊し、対話による「信頼」の構築をめざしてください。
　　今こそ、「分断」ではなく「連帯」に向けた行動を選択してください。
　　来年開かれる予定のNPT再検討会議で、核超大国である米ロの核兵器削減など、実効性のある核軍縮の道筋を示すことを求めます。

対立、不信感、対話の欠如により世界が戦略的核競争の再発の脅威が生じている、との危惧に続き、
　　日本政府と国会議員に訴えます。
　　核兵器の怖さを体験した国として、一日も早く核兵器禁止条約の署名・批准を実現するとともに、北東アジア非核兵器地帯の構築を検討してください。
　　「戦争をしない」という決意を込めた日本国憲法の平和の理念を永久に堅持してください。
　　そして、今なお原爆の後障害に苦しむ被爆者のさらなる援護の充実とともに、未だ被爆者と認められていない被爆体験者に対する救済を求めます。

政権を担う自民党・公明党には「世界で唯一の原子爆弾を投下された被爆国」であるという当事者意識が皆無。
核の傘の下で高度経済成長を遂げ、経済大国になったこともあるが現在は、北朝鮮の核ミサイルにおびえている。
また、原爆投下から75年を経た今日、多くの若い世代が被爆国の実情に疎く、関心が薄い。
さらに言うなら、野党にも大いに責任がある。
被爆者の平均年齢は81.31歳、語り継ぐことさえままならない。
核兵器廃絶キャンペーン組織「ICAN」によれば、核兵器禁止条約の批准国は現在44。
批准国は50に達してから90日後に条約は発効する。

今年も、日本政府は「立場の異なる国々の橋渡し役に務める」と述べている。
それに対して長崎県の被爆者の代表は「橋渡しと言うが核の傘の下でぬくぬくして、何をやっているのか。もっと中味のある答えがほしい」。
広島、長崎での首相の挨拶は、今年も大半が同じ文章で都市へのコメントが無く、政府の真剣さが感じられない。
海外に住む被爆者から世界各国の首相に手紙を送り核兵器禁止条約の批准を求めている。
その中には安倍首相も含まれ、内容は、
　「条約の価値を是認しない日本政府は核保有国の共犯者になる」
　「国際社会で信用を失う」
と記されている。

　撮影　2020年08月10日18時55分　1/13　F8.0　ISO800
　　　　長岡市寺泊郷本　国道402号線路端から　
　　　　背景の山容は弥彦山（634ｍ）





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