わたしのブログ

越後の当地は、好天に恵まれている。
日中の最高気温は26度～28度C前後まで上昇し、日向では陽射しの強さを感じている。
午前７時過ぎから約３時間、庭の北側の境界付近に在る樹木の剪定作業を行った。
対象となるのは主として「ニセアカシア」という樹木で大小８本、所々にトゲが出ている。
恐らく土砂災害防止のために、先人が植生したものと思われる。
葉は比較的小さながら、枝葉が多いことから日陰となりやすく、放置すると樹高は伸びてゆく一方となる。
例年、上部を切り詰め、枝を１～２本程度残す強剪定を行っているが樹勢が強く、翌年には再生する。

フリー百科事典「ウィキペディア（Wikipedia）」によれば、ニセアカシアは有用な樹木として重宝されていた時代もあったが、近年は生物多様性を低下させ、つる性植物を伴って他の植生を妨害する。
このことから日本生態学会は「侵略的外来種ワースト100」に選定し、「要注意外来生物リスト」（現在は「生態系被害防止外来種リスト」）に載り、さらに「別途総合的な検討を進める緑化植物」のひとつに指定されている。
2007年には千曲川、天竜川流域の河川敷において、伐採作業が行われている。
しかし、花からは上質な蜜源となり、2005年の蜂蜜生産量の44％はニセアカシアの花から、とされる。

明日も同じ作業を行う予定ではあるが、ほとんど高所での作業であることから、慎重かつ安全作業に努めたいと思う。
　
　撮影　2021年06月16日18時39分　1/50　F8.0　ISO250
　　　　長岡市内　自宅の庭　フヨウ





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