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2021.08.06
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カテゴリ:所感
広島は、被爆から76年を迎えた。
戦争末期の1945(昭和20)年8月06日午前8時15分、アメリカ軍は爆撃機B-29 から原子爆弾を投下し広島市上空600mで炸裂、実戦で初めて使用された。
被爆当時、広島市の人口は35万人(一般住民29万人、軍関係4万人、市中に入ったかたは2万人)と推定。
この日は月曜、朝8時から多くの方が勤務を始め、勤労動員された中学生は軍需工場、市外から動員された一般の方は青空の下で勤労奉仕を行っていた。
多くの方が熱線による重度の火傷、爆風によるガラス片、焼死で亡くなり、爆心地から500m圏内での生存者は10名(生存率1~2%)とされる。
広島市平和公園にある原爆死没者名簿には32万8,929人の名前が記載されている。

あらゆる核兵器の開発、実験、生産、保有・使用を許さず、核で威嚇することを禁じた「核兵器禁止条約」は今年1月発効。
この条約発効の推進役となった核兵器廃絶キャンペーン(ICAN)は2017年10月、ノーベル平和賞を受賞している。
しかし、世界で唯一の被爆国の日本は、批准せずにいる。
原爆死没者慰霊碑には、「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻まれている。
碑文は、被爆者や広島市民のみならず、核兵器廃絶と世界平和実現を求める全世界の人々にとって、祈りと誓いの原点であり続けている。

 撮影 2021年08月06日18時36分 1/125 F9.0 ISO100
    長岡市寺泊郷本 郷本海岸





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Last updated  2021.08.06 20:21:41
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