|
カテゴリ:子育て
会津地方の名物「歳の神(さいのかみ)」です。 ばあちゃんたちは「さいのがみ」といいます。 毎年1/15日。 村中の人が、昨年のカレンダーや破魔矢、お札、だるまなどをもってきて火に投げ入れます。 八百万の神の精神。 どんなものにも神様が宿っているという日本人的な発想。 そうおもえば、そういったものはゴミ箱へ捨てられませんね。 年のはじめに、村の人たちが顔をあわせる。 暗闇の中に、それぞれの顔が浮かび上がります。 その火で、もちやするめを竹の先につけて焼きます。 それを食べれば無病息災。 その火でつけたたばこをすえば、虫歯にもならないという迷信。 こどものころそういわれてたばこにむせ返った記憶がありますが、この村に小学生はいません。 さびしいかぎり。 昔ほどの村にも勢いがなくなってきているのを感じます。 つくるのはめんどくさいなぁと思いますが、こういう行事は残していきたいものです。 ちなみに、息子大和を取れていきましたが、燃え盛る火にびびって泣きまくりでしたが、きっちりもちとするめを持ち帰りました。 もちはあぶないので食べさせていませんが、するめをかじって、こちらが油断した好きに嫁さんのビールを飲んでいました。 気をつけねば。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.19 12:41:33
[子育て] カテゴリの最新記事
|