草魂の子めら　小学生ｿﾌﾄﾎﾞｰﾙｽﾎﾟ少奮闘記

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• 今期公式戦初勝利！そんでもって２回戦も突破！

  写真は１回戦突破後のマジめな写真の後にとったスナップ。こちらが、こめらのほんとうの表情。今日は、公式戦でした。福島県内、いろんな地域から４１チーム。会津では最大級の大会です。いまだ公式戦未勝利のわがチーム。ふっ、ふっ、ふっでふが三つ。眠れる獅子が目を覚ましてくれました。対戦のくじうんもよかったのが、県内の強豪にはあたりませんでした。実力は五分。さきに崩れたほうが負けるという状況。初回にエラーもからめて６点、ついで４点、３点。ホームラン４本を含む大勝。そしていつもやられているコールド勝ちも記録しました。バッティングに力を入れた成果がでました。実は、コイチロー１さんのブログで拝見した父さまの練習をパクリました。へその前でボールを捕らえる練習。それとタイミングをうまくつかむ練習。コイチロー１さんも、そして高橋由伸もやっていたという竹ざお素振り。球の速さもちょうどよかったのか、打つわ、打つわ。先発全員安打でした。そしてなにより、０点に抑えたのがよかった。キャッチャーの好送球。中継の妙。ピッチャーの踏ん張り。再三のピンチをみなの力でのりきった。そして自分たちから崩れなかった。こいつら成長しました。以前に、強いチームとやって、恐ろしく声の出ているチームとあたりました。馬鹿じゃないかと思うくらい。でも、馬鹿なのは私たちでした。あそこまでやるのは、理由がありました。さっそくまねして監督自らから実践。高校の時に、よっぱらやっていたので、声は得意でしたが、久々だから恥ずかしい。でも少しずつ洗脳していきました。自分が、まず馬鹿になる。青筋たてて気張りましたよ。あたりまえのことなんだけど、恐ろしく真剣に懸命に取り組む。そうすることで、テンションはあがるわ、コミュニケーションは取れるわ、意思の疎通ができるから、練習は効率よくなるわで、練習に活気が出ていいこと尽くめ。やっぱり、当たり前のことを「徹底」して実践することは大事だということが改めて思いました。かっこつけても仕方ない。いまさらやってもしかたねぇべじゃなくて、ここからはじめる。遅いことはない。彼らからまた学びました。まず、勝ったこと。こめらにとって、こんなにうれしいことはありません。この喜びをしったこめらは、もっと練習するでしょう。私らがいくら口をすっぱくしていってやらせていたことも、自分からやるようになるでしょう。私が参考にしているブログのＳＨＩＭＡさんも言ってました。自分からやろうとすることの強さ。たった一回の勝利で、こんなにもチームが変わるとは。またまたくじ運もあって余勢をかって、２回戦も突破してしまいました。いつも１回戦負けの今年のわがチーム。２日目の決勝トーナメントに残ったなんて夢のようです。彼らの笑顔、真剣な表情、チームのまとまり。試合途中に熱いものがこみ上げてきます。「こいつら、うまくなったなぁ。」と。これだから、やめれません。野球の神様に感謝します。残念ながら、明日11日は仕事で私はいけません。明日は、おそらく強豪。楽しさをしった彼らは、どう戦うか。彼らの真価が問われます。そして、今後にどうつなげるか？スポーツ少年団　秋の陣。熱い戦いはまだまだ続かせねば！

  2005.09.10

• １００％

  絶対というものはない。いつのころからか、自分のなかにある言葉。時に消極的であるが、時に救いの言葉でもある。よく拝見する野球関係のブログで、指導者スタッフとの指導法、考え方の違いのテーマがあった。それを読んだとき、すぐに自分のことにも当てはめてみた。自分は大丈夫なんだろうか？ひとりよがりになっていないか？もっと優れた指導法があるのではないか？万人に受ける、しかも機能する指導法はないと思う。いかにその人にあった指導法を見つけ、理解させ、自らやろうとする気持ちにさせ、そのモチベーションを持続させるか？自分の経験に基づき、その人本来のもつ才能をつんでいるんじゃないかと思うときもある。技術的な指導は、奥が深い。これをやっておけば大丈夫みたいなものもない。やったとすれば、金太郎飴みたくなって、面白みのないものになってしまう。うーん、これは難しい。いかにして、その子に一番あった方法があるのか見つける。そんな意味で、小中高、野球の一貫教育ができる所はないんだろうか？いろんな指導者がいれば、お互いに情報交換が可能だし、独りよがりになることもない。その時期学ぶべきことも、段階をへて会得できる。いい案だと思うが、もうやっているところもあるんだろうな。さて、今日は台風により、練習は休み。根拠のある自信をもって指導していきたい。そのために、まずは勉強だな。

  2005.09.07

• 28日曜の試合。

  昨年のチームで、優勝した大会です。優勝杯返還。きもちよかったぁ。しかし、１回戦で敗退。なさけなかった。実力は互角。しかし、みずからのミスで敵に勢いを与えてしまった。それを立て直すことができないまま、試合終了。なんでもないボールをミス。連鎖でミス。ピッチャーがっくり、四球。パスボール。ワイルドピッチ。いつもの負けパターン。みんなミスしようと思ってやっているわけではない。なにがわるいんだろう。考え込んでしまいます。やっぱ、メンタルなんだろうな。１回戦で負けたチームどうしで練習試合。ほかの地区からきた強豪チームと試合ができるチャンスをもらいました。やっぱ違う。はじめから、圧倒。ひとりひとりの声のでかさ。練習、試合、全般的に野球に対する取り組み。全体的な動きの機敏さ。道具もきれいに、短時間で、自分たちでそろえられます。それを鑑みて、わがチームを考える・・・途中で、やめました。向こうは向こう、わがチームはわがチーム。私がめざすチーム像が相手チームのそこにありました。まだまだ、たりないなぁと自分で思いました。子供たちを比べるんじゃなくて、自分自身を律さないと。子供たちの差は、私たちスタッフの差。監督の差。比べてがっかりする暇があったら、一歩でも近づく努力をしないと。そしてもうひとつ。なにごとも中途半端にせずに、徹底すること。徹頭徹尾。「徹底」ができない自分に腹が立ちました。とことんやらないと。どこか抜いている私の甘さが子供たちに伝染しているんでしょうね。正直、最近は自信がなくなっていました。自分だけ一生懸命やってもしかたないんじゃないか？子供たちに私の気持ちは伝わっているのか？俺には無理なんじゃないか？むいてないんじゃないのか？めんどくせぇな、やめたいなとも思いました。早くうちに帰って息子といたほうがいいなぁとも。でも、子供たちのせいにするのはやめて、もう一回子供たちの中に入って、やれるだけのことをやる。少しずつでいいから、前へ、前へ進もうと思いました。草魂、again。

  2005.08.30

• 土日で6試合

  練習試合、くそ熱い中土日の2日間で6試合。体力的にきつかったでしょう。私もきつかった。今年の県大会を制したチームとやって、9：0の3回コールド負け。前の大会でサヨナラ勝ちした同レベルのチームとやって負け。本当は格上なんだけど。エースの負傷によって２番手投手をだしてきたチームとやって、10：1のコールド勝ち。二日目は、違う地区のナンバー１チームとやって、14：0のコールド負け。同レベルのチームとやって最終回まで10：0でやっていたのに、一挙11点を取られ、サヨナラ負け。試合だけやったっていかんということがよくわかりました。体力のない小学生。集中力が切れたら、どうしようもありません。中には、必死に立て直そうとする子もいるのですが、ボールは切れている子のほうにとんでいく・・・。抜けていく。満塁で・・・。むなしい。むなしすぎる。中心選手の中に、あきらめの早い子がいます。私にも思い当たる節があります。チームの中では上手いほうなので、すこしあまかったのかもしれないと反省しました。彼の力かれすれば、追いつけたボール。なのに彼は追わなかった。大事な局面で、彼はあきらめた。自分もわかっていたらしく、「あんなの無理だよ。」と言い訳していました。無理だと思った時点で、無理。おまえがあきらめたら、チーム全体があきらめたことになる。一生懸命にやる子。大人たちの前でそこそこ一生懸命にやって要領よくやる子。９人に選手。ベンチ。控え。全ての意思を疎通することはこんなにも難しいことなのかとあらためて思います。みんな同じベクトルを向いていない。反省の多い敗戦。ここから学びとること。そして次につなげること。「ああ、俺はなにやってだろうなぁ。」と思ってしまいました。だけど、ぶんなげないで、辛抱強く、やってかないと。９番打者の子を７番にあげました。彼は今年入団した子ですが、毎日素振りをかかさないそうです。彼よりも前に入団したこめらたちに追いつきたい一心での努力。県下一番のチームの投手の球をジャストミートしたのは彼だけでした。結果セカンド正面でしたが。そういうこめらがいるかぎり、私はグランドにいきたいと思います。息子よはやくおおきくなって、オヤジを支えてくれ。

  2005.08.22

• かっこわるい監督

  手を負傷して、ノックもできない指導者です。なんでケガをしたか？いつも自己管理をしっかりしろといっていた手前、酒に酔っ払って、ガラスで手を切ったなんていえません。でもやっぱ、思います。怪我をして、やっぱりわかる、健康さ。めいっぱい動けないいらだち。やっぱ健康が一番。にしても、のみ方考えないと、もっとやばいことになりそうです。さて、今日の練習。いい感じになってきてました。こいつら、やればできるじゃないか？お前ら、お前ら、光って見えるぞ。やる気ができてたこめらたち。そのやる気をもっともっとひきださないと。って、俺怪我してんじゃん。すまぬ、すまぬ、こめらたちよ。早く直して、いっしょにがんばろう。

  2005.08.18

• 高校野球、私の優勝予想は、日大三。

  私の予想は日大三です。バランスがいいと見ています。さて、どうなるものか・・・明日１７日から練習開始します。全部とはいわないが、かなりリセットされていることが予想されます。でもそれはそれで、新しく気持ちを入れ替える面では良しとしましょう。夏休みもあとわずか。練習時間に当てられる日照時間も日に日に短くなっています。集中して、密度の濃い練習をしていきたいものです。甲子園で、がんばっている球児たち、甲子園を去らなければならなかった球児たちをみて、何かを感じてくれていればいいのですが。

  2005.08.16

• お盆前最後の練習。

  息子の頭。リンパがはれているのは、よくあることだそうです。お医者さんがいってました。あんまり触るとでかくなるから、さわらないようにですって。そういわれると触りたくなる。ともあれ、よかった。さて、今日はお盆前最後の練習。昨日は、ものすごい豪雨で中止。せっかく、密度の濃い練習ができるようになってきたのに残念です。これから１７日までお盆休み。甲子園をみて、ゆっくり英気を養ってほしいと思います。私もこれから、飲み会が続きます。胃腸に気をつけなければ。今報道ステーションをみていたら、広島に戦艦大和の原寸大のセットが。じいさまが昔、見たといっていたのを思い出しました。機会があれば、私も見てみたい。

  2005.08.11

• そこにやる気はあるのかい？

  昨日、練習にいったら、全員が校庭を走っていました。聞くところによると、選手たちのあまりのやる気のなさに、コーチが激怒して全員を走らせて帰ってしまったようです。走らせたコーチの気持ちもわかる。彼らに言葉はとどいているのか、心配なときもあります。自分だけ一生懸命にやってるような錯覚に陥る。経験あります。しかし、私は思うんです。（サンボマスター調！）どんなときでも投げ出してはいけない、と。そのば離脱できるのですから、そりゃぶん投げるのは、簡単。でも、そこに残って、どうしたら彼らのやる気を鼓舞できるかを考えるほうが難しい。新チームなって、最初にぼろ負けしたとき、彼らにいいました。「俺はお前らを絶対に見捨てない。」言った手前、やることはやらないと。遊びの誘惑、力を抜いてやる誘惑に負けて、進むべき道を見失っている彼らに自らが進む道を気づかせないと。すぐにわからないなら、わかるまで何度も何度も気づかせないと。えらく根気のいることですが、それを続けることをやめてはいけない。やめたくなったときは、そのときは、その場を離れるときです。やる気をだせといってもだめなら、どうやってやる気をだせるような環境やメニューをしめすか？そして、いわれてやるチームではなく、自ら考えて行動するチームになってほしいとつくづく思います。やらされてるんじゃ面白くない。自分からやってこそ、面白い。すこしでしゃばることを、控えようかな、と最近は思います。コーチとも話しましたが、なににせよ、昨日は昨日でコーチのカミナリ、よかったのかもしれない。

  2005.08.09

• ソフトボールと野球

  我が地方では、野球よりソフトボールのほうが盛んなのです。私も小学生のころ、ソフトをやっていました。でも、最近思うのです。中学にいって野球をやるのなら、小学校からやったほうがいいんじゃないか？と。ソフトボールの指導者をしていますが、だんだん自分でも野球がやりたくなってきました。その思いは、五年間にコーチとしてかかわって以来、だんだん強くなってきました。ソフトもたしかに面白い。でも、やっぱ野球のほうが私は好きです。ただ、この地方に野球よりもソフトが根付いた状況はなんらかの理由があるでしょうし、小学生の安全上の問題からもソフトボールの有効性も考えなくてはなりません。自分がやりたいから、と言う理由で、今までやってきたソフトボールをやめるというのは、たんなるエゴになってしまうでしょう。野球とソフト。それと一番大事なのが、児童の育成。たんなる野球バカにはしない。スポーツをとおしての子どもたちの成長を見守る。ここを忘れてはならない。だったら、ソフトボールでもいいじゃないの？っていわれると辛い。どちらが優れているということではなく。どちらが好きか？間違いなく野球が好きです。子どもたちに野球を教えたい。この思い。強まる一方です。野球か、ソフトか？自分ひとりの問題ではないので、保護者やその他関係者と今後も話し合っていきたいと思います。

  2005.08.08

• ごぶさたです。甲子園開幕

  ごぶさたしております。飲み会やら、なんやらで書いている暇がありませんでした。のんじゃうとかけませんね。さて、甲子園開幕しましたね。気になって気になってしかたありません。今日、印象に残った試合は、第３試合の天理ＶＳ国士舘。９回までは、天理ペース。３：１で勝利目前。しかし、甲子園には魔物が住んでいる。先頭打者が出塁しました。このやばい状況で、先頭打者、きっちりヒットで出塁するところが、すごいなぁと思いました。そして連打。パスボール。そしてヒット。同点です。その裏天理も、サヨナラの場面を迎えますが、いま一押したりない。そして、魔の１０回表。国士舘の猛攻。いいピッチングをしていた天理も投手も甘いコースに球が集まります。そして連打。この回一挙４点。これで試合を決めました。春の選抜には強い国士舘、夏の大会は、今回が初勝利。決してあきらめない心、全員の心の強さ。そして、どんなにいいピッチングをしていても、一瞬で勝利がこぼれ落ちていく怖さを見ました。どちらも、一生懸命。だからこそドラマが生まれるのでしょう。さて、うちのチームにドラマをつくれるだろうか？と考える。うーん、うーん、うーん、がんばっていこう！

  2005.08.06

• 作った左打者

  野球やソフトボールをはじめたばっかりの小学生。右も左も大してかわりません。ただ、右利きの子はやっぱ右のほうが力強い。しかし、足もはやくて、器用そうなので、左打者に転向させてしまうときがあります。そこは、監督の願望をこめて、「こいつを１番、２番バッターにしたい。」という願望。これってエゴなんですかね？実際、左になってよかったと中学にはいっていう子もいます。ただ、ねっからの左打者じゃないので、目が慣れるまで大変みたいです。右でも左でも共通していえるのは、本人がどう打ちたいか？それを明確にもっている子は、やっぱ努力します。そして「左」をものにします。一朝一夕では、何事もうまくいきませんね。わが息子も左投げ左打ちにするべく、なるべく左を使わせています。これって、やっぱ親のエゴなんでしょうかね？

  2005.08.01

• 今日は自分のソフトボール大会

  昨日は子供たち。今日は自分たちの大会です。例によって、息子と嫁さんはおきっぱなし。野球は大嫌いなようです。この炎天下で、野球が、あ。ソフトができるなんてやっぱ野球がすきなんですね。集まる人はみんな、永遠の野球少年。「あー腰が痛い。」「もうとしだから」なんていいながら、打席や守備につきと、顔はわらってません。本気です。やっぱ負けたくないんですね。基本的にみんな負けず嫌いですから。みな経験者なので、手は抜けません。結果、１：２の惜敗。キャッチャーやって、指を負傷しました。でも、ケガなんて気にならないくらい集中していました。いたくなるのは、試合の後。ほんといたいです。指がいつもの２倍にはれています。そんな指でよく盗塁をさしたもです。アドレナリンのなせるわざか・・・晴天の中で野球ができる環境に感謝します。

  2005.07.31

• 今日も大会

  このくそ暑い中、今日もソフトボールの大会にいってきました。世の中夏休み。家族サービスにあけくれる普通の家族とはちがい、７ヶ月の息子と、スポ少活動にあきらめがついた嫁さんをのこして、べんとうもつくってもらえずにいってきました。くじ運がいいのかわるいのか、シードになって２回戦、第４試合からの登場です。第４試合ともなると、午後、めしくってから。この時間はやばい。あさ5：30からいって試合は、13：00過ぎ。このこめらたちの集中力と、炎天下での体力がもつか心配です。案の定、試合前に何人かがダウン。ひとりはやばかったので帰らせました。熱中症、気をつけないと。さて、試合のほうはいつも対戦しているとなりの小学校のチーム。春先までは、五分五分。しかし、むこうはさいきんめきめきと力をつけてきて、１回戦では格上のチームをくってあがってきて勢いがあります。初回先頭バッターをだしましたが、キャッチャーが盗塁をさし、勢いはこちらへ。その裏、１番バッターがでてすかさず盗塁、成功！かとおもいきや、ベースからはみ出てタッチアウト。滑り込めば飛び出すこともなかったのに、このプレーが今日の象徴でした。全力じゃないプレー。これは許せませんでした。ここでチームが勢いにのれるかどうかというところで、自らけっつまずく。つまんないことでアウトになったあとで、センター横へヒット。本当はこれで先制の１点だった・・・しかし、野球の世界に「たられば」はありません。煮えくり返る怒りをかみ殺して、「次はするな！」というのが精一杯。そのごピッチャーのリズムがくるって、４点を追いかける展開。いつもなら、ここであきらめるところでしたが、今日のこいつらは、違いました。今年の春に入ったばかりの５年生が必死のボールにくらいつく。ファール、ファールで１０球ねばったあとにおしくも三振しましたが、よくくらいついていきました。聞けば、毎日素振りをかかさないとか。うう、おまえら、よくやってるじゃねぇか。細かいバントプレーもしっかり、もう一歩まで追い詰めましたが、あと１打が出ずに試合は４：２で負けました。負けは負け。負けたなら、それは弱いということ。改善点はたくさんありますが、ひとつひとつつみあがけていくしかありません。この夏、こいつらの成長がたのしみです。あと、息子の成長も。あー俺もはやく息子と野球がしたい。

  2005.07.30

• かっぱの集団

  合宿中、こめらをつれて川にいきました。超冷たい、がしかし、プールでしか泳いだことがない子供がいたのでいい経験になったでしょう。ピーチクパーチク騒いでいました。たまには全部忘れて遊びも必要でしょう。ひとりが滝のウォータースライダーやって、パンツ破けました。みなで爆笑。彼は、その一日ノーパンで暮らしました。またそれもよし！川の景色変わりました。１０数年前、彼らとおなじような子供だったわたしでさえそう思うのですから、この先どうなるのでしょう。

  2005.07.29

• 合宿終わる

  合宿終わりました。二泊三日。最後の必勝祈願は台風でいけませんでした。毎年そこで全体写真を撮っていたのに残念です。この合宿のテーマは、「野球を自分で考える。」彼らにとって、初めて真剣に野球を考えたのではないでしょうか？目標なくして、成長なし。目標を定めるには、まず自分を知る。自分のチームを知る。いくつかの質問をアンケート形式で書いてもらいました。そのいくつかとは、・あこがれの選手とは？・ヒット・エンド・ランを知っていますか？・１アウト１塁で、あなたが監督ならどういう作戦をとるか？・練習をめんどくさく思ったことがあるか？・自分は、チームにとってどんな役割を果たしていると思うか？またどんな役割を果たしていきたいか？・野球が好きか？なんの予備知識も説明もしないまま、このような質問を２０問ほどぶつけてみました。真剣に取り組むもの、受けを狙ってふざけるもの、わからない、わからないとさっさと書いて提出して遊んでいるもの。隣の人の回答を真似するもの。白紙で提出するもの。チームは１５人ですが、いろいろな答えがあって面白いです。別に私は心理学者でもなんでもないし、ここで私がみたかったのは、彼らの取り組み方の真剣さ。ここでふざけたからといって、別になにもありません。「素」のままの彼らを見たかった。うわべだけ、きれいごとを書いても意味はありません。わからないなら、わからないでいいんです。勉強して、練習して、わかるようになればいいんですから。一番、困るのは、白紙と人まねと、考えもしないでわからないと書くことです。そこからは何も伝わらない。何も始まらない。そんな彼らに、チームにとって自分はどんな存在で、今後どうしていきたいのか？ただ言われたことだけをやっているだけでは、自分の力を出し切ったとはいえないでしょう。野球の楽しさの半分も知らずに、野球に失望してもらうにはまだ早すぎる。目的意識の種を毎日毎日まき続け、水を注ぎ続け、そのうちのどれかひとつでも芽を出してくれればＯＫ。自分でやる気を出して、目的意識をもったら、鬼に金棒。どんどん伸びていきます。でも、そんなものわかりのいい子ばかりではありません。何度言っても、何回いっても、ぱっぱらぱーな感じの子がいます。俺のまいた種はどこいったんだ？と聞きたくなります。しかし、そういう子ほど印象深い。もしかしたら、手がかからない子よりもかなり向き合った時間をすごしていますから、情がうつる。そんな子が、目的意識をもってやる気を出した時、灰色のアヒルから白鳥になる時、うれしい反面、「ああ巣立っていったか～。」みたいなすこしもの悲しい気持ちになる自分がいます。今年もこめらもいつもに負けず劣らず、手のかかるやつが多い分、情がうつりまくりです。この子らもいつか巣立っていくのか・・・その日まで、種をまき続けます。

  2005.07.27

• 昨日は大会で惨敗、そして明日から合宿

  昨日は、小学生の甲子園ともいうべき、白獅子杯という大会に行ってきました。相手は、初めて対戦するところ。結果、７対０のコールド試合。惨敗です。初回表、１アウト満塁の好機を逃したことで波に乗れなかった。そして、味方のエラーで自滅。負けようと思ってやってないことはわかるんですが、うまくいかない。集中力のきれた彼らに体制を立て直す、我々の檄は届かなかったようです。一生懸命にやったミスは仕方ない。にしても、考えなしのプレー、準備していないがためのミス。これは許せません。センスでカバーするものでなないからです。構える、構えない、声を出す、出さない、これにはうまいも下手もありません。やはり、子供たちの意識から変えていかないと、チームは変わらないのでしょう。どうやって意識付けしていくか？そのアプローチは、野球だけでなく、いろんなことに共通することだと思います。明日から、二泊三日の野球付けの合宿。彼らのこころにとどく直球を投げ込んできたいと思います。

  2005.07.24

• あさっては公式試合

  小学生夏休みに入って、うらやましい。しかし、スポ少はここんとこ毎日続きます。だらだらやってても仕方ない。小学生は遊ぶのも仕事。野球ばっかりもやってられないでしょう。魚をとったり、すいかを食ったり、ゲームもまぁいいか、友達と真っ黒にやけるまで遊ぶ。それも子供の特権。んーなわけで、練習は１６：３０～１８：３０まで。２時間なんてあっという間です。ベーラン、キャッチボール、ボール回し、トスなど基礎は毎日同じ、そして応用練習でテーマを決めて掘り下げていく。最後に閉めのノック。こどもたちに一度にいろんなことをいっても始まらないので、ひとつのことを集中して、短い時間で、それを毎日反復させる。あとは、レベルに合わせて指導するのがいいんじゃないかと自分なりに思っています。ただし、スタッフがいないとレベルに応じて班分けはできませんが。明日は、自分の早起き野球です。５：００までいかないと。早く寝よう。

  2005.07.21

• 近所のチームが福島県のソフトボールを制覇！

  すごいです、隣町のチームが福島県のソフトボールを制覇。会津からの優勝はひさしぶりだそうです。県下１００チーム以上の頂点に立つ。小学生の県下ナンバーワン。このこらが順調にそだって、会津の高校へ進学したら、会津から甲子園も夢ではないのかしらと思わせてくれます。この優勝は、野球やソフトで中通り、浜通りに少し遅れをとっている会津の球児たちに大きな希望を与えてくれたと思います。いいじゃないですか、希望がなければ、行動も起こしずらい。夢は大きく。めざさなければ、そこに到達できないでしょう。会津から甲子園。いってほしいなぁ。

  2005.07.20

• 練習試合。サヨナラ勝ちだぁ！

  練習試合でした。同じぐらいのレベルのチームと一枚格上の２試合。１試合目は、一進一退の攻防。同点で迎えた最終回、裏攻めのわがチームに有利。相手の攻撃を三人でぴしゃりとおさえて、その裏の攻撃。この春から入った５年生がやってくれました。彼は、弟と兄弟で入団したんですが、大丈夫かなと少し心配でした。その彼が、今では、大声で声をだし、９番ながら上位打線につなぐ貴重な役割をすすんでやっています。頭が下がるのは、彼の取り組む姿勢。ひたむきです。周りは３年生からやってきているので彼よりもうまい。下級生でもうまいやつはいる。しかしそれでも、自分の役割を黙々とこなしていく。来年の彼の活躍の場はもっと広がるでしょう。そんなこめらをみると、うれしくなります。やっててよかったと。人間の成長は見た目ではわからない。でも、よくみたら感動することいっぱいあります。２試合目は、ぼろくそ負けました。あー浮き沈みの激しいチームだ。

  2005.07.16

• その時歴史が動いた！

  いつもはスーツで練習するんですが、今日は着替えをもっていって本格的に児童の中にはいって練習しようと思いました。やる気を伝えるには、指示だけじゃたりない。一緒に練習して、言葉と行動で伝えれば一石二鳥。俺の運動にもなって、一石三鳥。んーなわけで、調子よくやってました。そして来ました。今日のその時が。軽快な守備で、捕球体勢について、講義しているとき。「いいか、おまえら！ゴロは低い姿勢でこうやってとるんだぞ！」ビリビリビリーなんの音だ！？みんな「！？」の顔。ケツのほうから音がします。「俺のパンツだー！」即、おろして確認すると、やっちまいました。俺のパンツが、トランクスが・・・広範囲にわたって破けている。がははははははピッチャーマウンドにみんなの笑い声が響きました。たまには、こういうのもいいんじゃないか？そう思いました。帰って嫁に怒られたのは言うまでもありません・・・

  2005.07.15

• 雨で

  蒸し暑いんだよ～。仕事帰りにスーツで練習してるから、スラックスが汗でべっとりくっつく。最近自転車通勤なので、帰り道は汗だく。さらにスラックスがつっくつ。クリーニングだしても追いつきません。丸洗いできるスラックスないんかなぁ。とろこで、今日も練習しました。なぜ、うちは勝てないか？つまるところピッチャーなんです。そんなのいいのはのぞみません。そこそこでいいですから、まず、ストライクが入ること。そして、くさらないで、みんなに声をかけるような余裕があるピッチャー。しかし、一朝一夕ではできないのがピッチャー。本人の自覚も努力もかなり必要です。小学生があまりにたくさんなげてもからだに負担がくるばかり。短い時間、集中して課題を持って投げる。自分でできないなら、専属コーチくらいおいて、集中力も同時に育てる。投手力に重点を置いて練習メニューをきめていこうと思います。

  2005.07.14

• 負けました。完膚なきまでに

  日曜の試合。おもいっきり力負けです。10：0　3回コールド、完全試合。9人でぴったり抑えられてしまいました。四球もすくない、エラーもすくない。なのに10点も取られる。なぜか？打たれたんですねぇ。みんないい振りしてるんです。センター、レフトがちーさくなるくらい必死にボールを追っていく。あの背中が、かなしすぎる・・・さすが去年の優勝チーム。力の差の歴然さを感じながら、個人のレベルアップとさらに投手力、守備力を強化する必要があると感じました。そのあと、負けたチーム同士で練習試合。真夏日で、かなり蒸し暑かったことは確かです。投手も、実戦経験のすくないコントロールの悪い投手。初回こそ、3人できったのですが、2回から大乱調。ファーボールを連発し、エラー、長打。チームの選手同士で揉める。雰囲気もわるくなり、さらにエラーを重ねる。猛暑で気持ち悪くなって、選手交代を連発。そしてついには、ルールも知らないような三年生の控え選手がだすまででチームはボロボロになりました。なんとか、たてなおそうとする選手もいましたが、流れは悪くなるばかり。悪いところが全部でました。当然、試合はぼろ負け。ただ疲労とフラストレーションのみがたまった試合でした。公式戦の第一試合と大きく違うところ。第二試合ははなから手を抜いていた奴がいたということ。人数が少ないチームの中で、そこそこできるからといって暑さを理由に手をぬく。大事な局面でミスをする。ミスがミスを呼び、くさる。タイムをかけて、落ち着かせようとして守備位置を変更したり、なだめたり。しかし誰も声をかけなくなり、連携もとれない。中心選手だけに、成長してほしかった。あまりにひどいので、「出ます。」という彼を断固拒否して、次の試合は帰させました。彼はそのことをどう思うか、人数の少ないこのチーム。みんなが成長してくれないとチームになりません。いったんきびしいことを行ったこの後のフォローが大事です。グランドに戻ってきた彼と野球を通じて会話したいと思います。

  2005.07.11

• 今日は練習

  練習やってきました。明日は公式試合だというので軽くやろうと思ったんですが、本気でやってしまった。疲労が残らなければいいと思うが、モチベーションはあがっただろう。ピッチャーの仕上がりもいい。あとは、いかにして先制パンチを食らわすか？それが問題だ。指導者をしていて思う。初回が一番危ない。その中でも先頭打者。ここをまずのりきる。そして、三回と最終回。わがチームの統計上そうなっている。統計で野球をやるわけではないのだが、ハプニングやトラブルはいつもわすれたころにやってくる。気をつけねば。選手たちの健闘を祈ります。

  2005.07.09

• 準備するということ。

  野球の話題。技術云々よりも、わがチームは心構えのウエイトが大部分をしめる。最初にがつんと、そして波にのれば、技術指導までいける。だから、準備が大事なのである。私が最近思う「準備」とは、こころの準備とからだの準備。この２点。聞く気がないやつには、なにをいっても上の空。聞く気があっても、別のことをやっていては、聞くことができない。だからこそ、準備を整えさせるようなアプローチが大事だ。当たり前のことなのだが、話す人の目をみて、手遊びなどしないで、全身耳にして聞くように接する。これを徹底するようにする。それが自然とできれば、短時間で集中して意思の疎通ができる。時間の短縮にもなり、練習効率もあがる。何気ないことを徹底してやることをからはじめないと、意識が変わらない。そして、それが守備にいきてくる。集中力が、ボールがどう飛んでくるかを想定させ、その後どう行動すればいいかをシュミレーションさせ、自然と捕球の体勢をつくらせる。こころの準備と、からだの準備、これはうまいもへたもない。できるかできてないかで、最初の一歩が違う。その一歩が命取りになるのが野球であり、スポーツである。たかが聞くだが、されど聞く。これは、どんな分野にも通用することだと思う。その訓練を、スポ少からはじめたい。当たり前のことなのだが、できてないからこそ徹底する必要がある。

  2005.07.05

• 自分の野球の試合

  今日は自分の野球の試合でした。天気もよく、絶好の野球日和。青空の下で野球をやるのは最高です。試合は負けてしまいましたが、やっぱ野球はいい。でかい声だして、一生懸命走って、おもいきり投げる。負けたとしても野球はいいです。仲間がいいから、たのしいんでしょうね。だから私はチームスポーツが大好きです。そのあとの、生ビールはもっと最高です。

  2005.07.03

• 負けました。

  雨の予報もはずれて、はれて練習試合ができました。結果は、第１試合5：0.第２試合。8：3も２連敗。悪いところが全部出た感じです。でも、ケガや学校行事で満身創痍のわがチーム。なかなかがんばったんじゃないかと思います。最近、私が気をつけて教えていること。それは、練習やソフト以外のこともきちんとできるように努力することです。すごく基本的なことで、目上の人への言葉使いとか、返事をはっきりするとか、人の話をきくときは顔を見て聞くとか、グランドに入ってきた人には礼をするとか、野球云々より、まず人としてあたりまえのことです。なんだ今頃気づいたのかと言う人もいるでしょうが、自分で教えてきたつもりでも、徹底してやんないと身につかないということがよくわかりました。それが全部、試合や練習やソフト野球のひとつひとつのプレーにでる。これが、身にしみてわかりました。話を聞かない子は、サインをみないし、技術的な指導をしても上の空だから我流がぬけない。返事ができなかったり、言葉遣いのできない子は、コミュニケーションがとれない。ボールのお見合いが多い。カバーリングができない。日常的なことが、プレーに影響する。われわれは、野球を教えるんじゃなく、人を教えているんだと５年目にしてやっとわかってきたような気がしました。これがまた難しいんだ。人を正すときは、自分も正す。私は自分にあまいんです。

  2005.07.02

• 今日も雨です。

  今日も雨です。練習が出来るかどうかきびしい。明日は練習試合です。隣の小学校のチーム。実力はほぼ互角。あとはどちらが先に勢いにのれるか？高度な戦術などいりません。どちらが先にパンチをいれるか？これにかかっています。指導者ができることは、いかにして選手を調子付かせるか？いつもどおりのプレーを出来る状態に近づけるか、これにかかっています。選手が監督コーチの顔色をうかがってプレーするのではなく、自分たちの想像力と仲間との連携によって勝利を勝ち取れればいいんですが、そううまくはいかない。野球に技術などよりも、彼らのメンタルやフィジカルな部分を注意してみていなければならない。でも、15人という限られた人数。かわりの人がいないので、抜けられると正直しんどい。くずれると、あきらめて、いっきに崩壊する。内輪でもめる。現在の実力を認めつつ、少しずつ、ステップをのぼっていくしかない。

  2005.07.01

• くさる。きれる子供に対して。

  くさるやつが嫌いだ。指導者からみれば、という視点で。今日ノックをしていて、厳しい球際のプレーを練習していたら、ある子供がきれた。あんな球とれるわけないと。地面をけって、怠慢なプレーをつづけた。私もついきれて、校庭を走ってこいとどなった。ぶつぶつ文句をいいながらいったので、もう一周いってこいといった。チームの主力だけに、接し方が難しい。しかし私だって人間だ。チームの雰囲気はみだすは、むなくそわるく気分悪くなる。自分を棚にあげて、人にあたるってことが許せない。まぁこどもなので、しょうがない部分もあるが、そういう場合正直どうしていいか迷ってしまう時がある。でも、ほおっておくとほかに伝染するような気もするし・・・心労がかさむ。要は、信頼関係がまだできあがってなくて、私の言葉が届かないのがくやしいのだ。信頼関係ができていれば、私のやろうとしている意図を理解してくれる。はじめから取れないような厳しいボールがいったとしても、努力をしてくれただろう。そういう姿勢を育てるための練習なのだから。わかっている。自分でわかっている。きれたのは、彼なりのアピール。主力だからって俺ばかりおこらないで、俺ばかり厳しくしないでというアピールなんだろう。うまくやってきたと思ったが、ここでそうくるとは、まだまだ自分の力量不足を、子供たちにぶつけている自分に情けなくなる。でも、ぶつからないとはじまらないし、まだまだ挽回はできる。ごめんなとあやまらなきゃいけないかもしれないが、そこは私も男だし、大人だし、指導者だ。言葉のコミュニケーションは大事かもしれないが、あえて行動で示したいと思う。そんなにものわかりがよくて器用でもないので、行動でしめす。いつか、くるしくても、もっともっと厳しいところにボールをくださいと自分から口に出すように、信頼関係を築いていきたい。明日の練習から、すこし気をつけて、彼をそして彼らを見つめていきたいと、誓うのであった・・・

  2005.06.29

• 雨で練習休み。

  梅雨真っ盛りである。ばあちゃんが大事していた大福にもカビが生えていた。あれを大正生まれのばあちゃんは、食うのだろうか・・・お願いだから息子にはくわせないでほしい。ここ最近雨で練習ができない。会津地方は大雨警報がでてるくらいだ。練習ができないと、むかしはいらいらしてきたが、最近はありがたい。早く家に帰って息子とたわむれるから。ＴＶで高校バレーのことをやっていた。やっぱスポーツはいいと思った。ひたむきさ、真剣な表情、すがすがしく、さわやかに見える。一生懸命がんばっている人をみると、自分も一生懸命がんばろうと思う。元気をもらう。単純かもしれないが、私はそれでいいと思う。指導者はある意味親よりも、一生懸命な子供たちをみている。元気にならないわけがない。ときとして、かなりめいるときもあるが・・・

  2005.06.28

• 楽しくなければ野球じゃない

  土曜日は、保護者のみなさんとの練習試合。そしてその後、バーベキューをしました。やっぱ、いい、昼間からビールを飲むのは最高だ。その中で、保護者との会話で、「指導者が、元プレーヤーで高校大学とやってきているばあい、小学生相手でも自分がやってきた練習を押し付けてしまう。結果、厳しい練習になり、本来の楽しさよりも、くるしい部分しか見えなくなってくる。中学にいってもそのスポーツをやりたがらなくなる。小学生で燃え尽きてしまう。」なるほど、一理ある。私もくるしい練習をしてきたが、その苦しさを超えたところにある充実感も味わってきた。人間くるしいときは、どんな顔になるか？笑うしかなくなる。ここまで達すると、そのシビアささえもたのしくなる。なぜ、ここまでできたか？前提に野球が楽しいからだ。そして苦楽をともにした仲間がいてくれる。楽しくなければ、苦しいことも、厳しい練習にも耐えられない。初めて集団スポーツをやる子供たちには、まず楽しさを知ってもらう必要がある。のめりこんでしまえば、多少のくるしさなどへっちゃらになる。そして、レベルアップして仲間とともにチームに貢献できるようになればさらに楽しくなる。あとは、自分でつきつめていくようになってくれればしめたもの。指導者はその手伝いでしかない、しかし、大きな影響を与えると私は思う。間違ったことはいわないように勉強してるし、言動にも気をつけるようになった。日々苦悩してはいるが、楽しくなければ野球じゃない。これをわすれずにやっていきたい。

  2005.06.26

• 6/22卒業生が練習に

  卒業生が練習に来てくれました。ちょっとの時間でも顔を出してくれるのはうれしいものです。こんな場面でも、ああスポ少やっててよかったなぁと思います。最近見ている漫画ビックコミックスピリッツの「ラストイニング」。これは面白いです。野球に対してシビア。いままでになかった野球漫画でしょう。根性とか、気合とかでは勝てない。仲良し野球では勝てないとはっきり言っています。たしかに、うんうんとうなる場面もあります。野球よく知っているなぁと思わせます。全部鵜呑みにはしませんが、これも野球の面白さなんだと思います。さて、今日の練習内容は、参加者９名。中学生３名。病気、怪我などでただでさせ少ない人数がさらにすくなく・・・まともな練習ができません。春にチームが動き始めたときはどうなることかと思ったが、ここにきてピッチャーの制球力もスピードも少しずつよくなってきている。あとは内野手、特に外野手の底上げができれば大量失点のコールド負けは防げるようになってくると思う。人数が少ないんだから、この中でやっていくしかない。そうなりゃみんながうまくなるしかない。俺ばかり空回りしても仕方ないから、徐々にあいつらをその気にしていくしかない。今日の収穫は、ノックのやり方。人数が少なく、ポジションの競争もないわがチームにはただノックするだけでは集中力がたりなくなる。飽きてくるのだ。よって、１箇所にあつめて、その個人のレベルにあわせたノックで、何回連続で補給できたかを競わせる。エラーしても前ストップはＯＫとして、最低でもボールを抜かせないように意識させる。ノッカーも楽しいし、みなで競えるのでいつものノックとは顔つきが違った。苦しいばかりでは、続かない。楽しいからこそ苦しいことにも耐えれる。全体的な底上げになってほしいものだ。

  2005.06.22

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