会社の野球チーム
スポ少監督、中学野球教室のコーチをしている私。私自身も現役の選手です。会社の野球部。選手は20人。高校までの野球経験者が3人。そのほかは、中学までの経験者がいますが、小学校までの人がほとんど。一時期、いいところまでいったこともありますが、今は成績がついてこない。でも野球ができる喜びで私は十分でした。その野球部。大人になると、いろんな事情(家庭、仕事、彼女など)ができて野球ばかりに専念できなくなる。そんな中、厳しい野球を推し進めていくべきか、それとも交流を主とした野球を続けていくかで、チームが割れている。若い世代は、どちらかというと交流重視で、練習もそんなにしたくないというのが本音のやつらが多い。野球の優先順位がそんなに高くないのがありありとわかる。そんな中途半端なやつらなんぞ、きってしまえという意見もあったが、きってしまうと部が存続できない。そのチームの私は、庶務をやっている。キャプテン、監督などの首脳部と選手たちの橋渡し、グランドの確保、お金の管理などもろもろ全般。上の人も考えつつ、下も考えなければならない。はっきりいって、この一年はつらかった。交流目的、または上からの強制で入部したものもいるので、野球が好きな人ばかりの集まりではないので、試合の時の人数確保に奔走したり、足りないときは助っ人を呼んだり、気苦労が多かった。へたくそなやつもいる。うまいやつもいる。勝ち負けには、私はこだわるが、こだわらないやつもいる。それでも、試合をしてる時は野球ができることに感謝しながらプレーしている。一生懸命にやっているやつがひとりでもいてくれるなら、私も一生懸命にがんばろうと思ってやってきた。上をめざそうとする動きがでてきた。そうなると交流重視派はいずらくなるというわけ。せっかくここまでやってきたのに、やめていくやつも出てくるだろう。シビアな野球をめざすか?交流重視の仲良し野球をとるか。私は、シビアにやりつつも交流もする。これでいきたいのに、そういうについていけないという人もいる。その人はその人で価値観があるのだろうが、いままでやってきただけに一抹の寂しさが残る。すべてが大団円。今年はその難しさを痛感している。