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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
Baby Huey。Soul/Funk。レアグルーヴです。オススメ。
【No.393】 ・Baby Huey:The Living Legend (1971) ジャケのインパクトが強烈なアルバム。しかし内容は素晴らしく、レアグルーヴ好きなら買って損のない作品です。Baby Hueyは見てのとおり巨漢ソウルシンガー。迫力のあるディープな歌を聴かせてくれます。若くして亡くなった人ですが、レアグルーヴでも注目されたシンガーで、本作はネタ盤として有名。ボトムの効いたファンキーなグルーヴがカッコいい一枚。シカゴソウルですが、ファンクやロックの要素もあり、70年初期という時代を感じる内容。プロデュースはCurtis Mayfield。冒頭の「Listen To Me」のサウンド・グルーヴから、もう間違いない(当たり)という感じです。Curtisがプロデュースということもあってか、「Mighty Mighty」や「Hard Times」のグルーヴィーなカバーを収録。この辺はアルバムのハイライトでしょうね。Sam Cookeの名曲「A Change Is Gonna Come」のカバー「A Change Is Going To Come」も有り。かなりパワフルな仕上がりで、これも聴き所です。ただ歌に関しては、迫力があるもののSamの深みには至ってないですね(辛口?)。本作はインストのカッコいいナンバーが多いのも嬉しい点で、オルガンが印象的な「Mama Get Yourself Together」やラストの「One Dragon Two Dragon」がグルーヴィーでお気に入りです。「California Dreamin'」のカバーがあったり選曲も中々おもしろいですね。これはフルートがいい感じです。レアグルーヴで話題になるアルバムは、キラー・チューン以外はツマラナイ曲が多い場合が少なくないのですが、本作はアルバムとしても傑作だと思います。HMV等で試聴可能。日本盤でも輸入盤でも入手できます。良いですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.11 01:57:37
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