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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
Soul Expedition。激ウルトラ・スーパー・メガ・レア・ファンク・アルバム(帯より)。
激ウルトラ・スーパー・ファンクではないですが中々いいですね。 【No.430】 ・Freddie Terrell And The Soul Expedition: Freddie Terrell And The Soul Expedition (1971) アトランタのファンクグループ。本作はファンクマニアには御馴染みの激レアファンクアルバム。2005年にP-Vineから世界初CD化されています。同年にJazzmanからもリイシューされてますが、P-Vine盤はボーナストラックが4曲追加されています。ディープファンクとして語られることもあってファンクサイドが強調されていますが、本作のポイントは意外に(?)曲の良さとソウル色だと思います。B級臭さは否定できませんが、インストにしても歌入りナンバーにしてもメロディーの印象的な曲が多いです。インストはKool And The Gangの初期【No.102】と少し近い感じ。その代わりファンク度は騒がれているほど凄くない印象を受けます。これはサウンドやバランスの影響が大きい気がしますね。特にドラムのサウンドが軽く、音量が低めです(特にボーナストラックを除く本編の大部分で)。演奏は悪くないのですが、ちょっとマイナスです。ただ「We Gonna Make It」、「I'll Be Standing By」、「There Ain't Enough Time」は良い曲ですし、「Itching」や「I Don't Know What This World Is Coming To」は評判どおりカッコいいファンクですので評価が高いのは分かります。個人的にはボーナストラック「You Had It」、「Why Not Me?」がお気に入りです。これはFreddie Terrell & The Blue Rhythm Bandの69年録音。「You Had It」がUKノーザンソウルで人気らしいのですが納得の出来。正直これが一番好きですね。サウンドもコチラの方が好みです。同じくボーナストラックであるShoutレーベルからの72年録音「Soul Know How To Make Music」も良い出来。BookmarksのJazzmanのサイトで数曲試聴できます。ファンクやノーザンソウルが凄く好きな人にはオススメできますが、買うなら絶対日本盤(P-Vine)がいいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.21 22:38:42
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