|
カテゴリ:Soul・Funk・Blues
Barbara & The Browns。Kentの編集盤。サザンソウルが好きならオススメ。
【No.454】 ・Barbara & The Browns:Can't Find Happiness (2007) 今年UK Kentから発売されたアルバム。Barbara & The Brownsは、昔のソウルが好きな人には知られた存在のようですが、私が彼女の歌を最初に聴いたのは「Dave Godin's Deep Soul Treasures Vol.3」(2000)【No.332】。アルバムをリリースしていないシンガーですし、今まで彼女のシングルがまとめてCD化されたこともなく、聴いたことがない人も多いかもしれません。そういった意味で、このKentの編集盤は大変嬉しく価値のあるものだと思います。Sound Of Memphis録音を、ここまで網羅したものは初めて。しかもKentなので毎度のことながら音が良いのも素晴らしい(マスター落とし)。未発表を8曲収録しているのもポイント高いです。サザンソウルが好きな人は買っていることでしょう(勝手に決めつけ)。全20曲収録してますが、ポテンシャルが高いものばかり。サウンドは良いですし、歌もモチロン上手いです。時折アレサっぽさを感じますね。こういうシンガーがソウルファン以外ではマイナーな存在なのですから、ほんとソウルとは奥深いものです。参考までに先のコンピには「I Don't Want To Have To Wait」が収録されており、そのVol.4には「Can't Find Happiness」が収録されています。また、今年の秋にKentからリリースされたコンピ「Can't Be Satisfied」にも「Play Thing」、「Pity A Fool」の2曲が収録。もちろん全て本作で聴けます。グルーヴィーな「I'm Gonna Start A War」やミドルナンバーの「You Don't Love Me」「Watch Dog」もカッコいいですが、彼女の歌はバラードが素晴らしいですね。「Things Have Gone To Pieces」、「Pity A Fool」、「Can't Find Happiness」、「If I Can't Run To You I'll Crawl」、「I Don't Want To Have To Wait」、「It Hurts Me So Much」、「Plenty Of Room」、「Got To Be Somebody」、「Play Thing」、「Great Big Thing aka Till You Came」あたりが良いです。60年代後半から70年代初期のサザンソウルが好きなら要チェック。やはり老舗Kentって凄い(Barbara Brownも凄いが)と思わされた作品です。聴けば聴くほどサザンソウルならではの味わい深さが感じられる作品。「Can't Be Satisfied」については、機会があれば紹介したいと思います。まだ聴きこめてないんで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.19 22:28:08
[Soul・Funk・Blues] カテゴリの最新記事
|