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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
Ellerine Harding。Mainstreamのグルーヴィー・ソウル。オススメです。
今年も良いリイシューが多かったですね。 【No.461】 ・Ellerine Harding:Ellerine (1972) Mainstreamのソウル人気盤で、リイシューが待たれていた一枚。同じMainstreamでもAlice Clark【No.69】は早くからCD化されてたのですが、ようやく今年、紙Wジャケ仕様+ボーナストラック2曲(シングルで発表されていたもの)追加という嬉しい仕様でP-Vineから世界初CD化。Ellerine Hardingはマルチタレントで女優・コメディアンヌとしても活躍していたシンガー(らしい)。ショップのレビューでは天使の歌声(聴いたことあるのか?・・・)とかキュートなハイトーンヴォイスとか書かれていますが、私が聴いた印象ではハイトーンも出せる、つまりレンジが広いシンガーという感じです。歌声自体も線が細い印象はなく、パワフルさも兼ね備えていてバランスがいいなと思いました。Towerで全曲試聴できます(HMVはボーナストラックが試聴できません)。バックはBernard Purdie(dr)、Cornell Dupree(g)、Gordon Edwards(b)、Wilbur Bascomb Jr.(b)、Ray Barretto(Conga)など豪華なメンツ。アレンジもWade Marcusが担当ということで、サウンドは完成度が高く心地よいものです。アコギや時折挿入されるフルートやヴィブラフォンも印象的。帯にはジャジー・ソウルと書かれてますが、それほどジャジーではありません。ジャケどおりの爽やかな雰囲気を持ったグルーヴィー・ソウルといったところでしょう。メロウな曲も魅力的です。70年前後のArethaあたりが好きな人もチェックして損はない内容。「If It Makes You Feel Good 」、「A Fool In Love」、「I Ain't Got Much」、「To Whom It May Concern」、「Don't Take The Time」、「Sho' Nuff I Need You Baby」、「I Know Something You Don't Know」、「We'll Cry Together」あたりが気に入っています。内容だけでなくジャケも素敵ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.28 21:17:54
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