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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
Isley Brothers。T-Neck時代の2nd。Isleyは70年代だけではないということで。
【No.471】 ・The Isley Brothers:The Brothers: Isley (1969) 60年代から70年代に数々のヒットをはなったIsley Brothers。一般には60年代の「Twist And Shout」、「This Old Heart Of Mine」や70年代のメロウなヒット曲「Between The Sheets」が有名。70年代では他にも「That Lady」、「Work To Do」、「If You Were There」、「Harvest For The World」など人気の高い曲が非常に多いですね。良いアルバムがベスト盤含め色々ありますが、今回は少しマイナーな作品を紹介(ひねくれてます・・・)。この作品はT-Neckレーベル(彼等がMotownを去った後に設立)から「It's Your Thing」に続いて発表された2作目。個人的なIsley Brothersの最高傑作は「3+3」(1973)。全てにおいてバランスのとれた名盤です。とはいえ、最もブラックパワー溢れる作品として外せないのが本作かなと思ってます。過渡的な作品ではありますが、Isley Brothersのダイナミックで骨太なファンクが聴ける作品として知られています。冒頭の「I Turned You On」や「Was It Good To You?」で聴けるファンクネスは素晴らしいですね。特に「Was It Good To You?」は私の大好きなファンク。懐の深いグルーヴが凄くカッコいいです。ソウルフルでパワフルな歌とラフなサウンドも70年代のIsley Brothersとは違う魅力で、全体に60年代ソウルとファンクが上手くミックスされたサウンド。重厚な「Vacuum Cleaner」「The Blacker The Berrie」や、傑作バラード「I Got To Get Myself Together」、ホーンがイイ感じの2曲:キャッチーな「My Little Girl」と軽快なグルーヴが心地よい「Holding On」も良い出来。現在は日本盤、輸入盤共に廃盤だと思いますが、ファンクが好きならチェックしてみて下さい。Amazonで一部試聴出来るようです。定番の「3+3」もそのうち紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.09 21:08:25
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