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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
ノーザン(モダン)ソウルのコンピ紹介。第33弾。Richard Searlingのコンピ。イチオシです。
最近ほんとコンピばかりですね…。このCDは今の季節にピッタリかなあ。 【No.517】 ・V.A.:Modern Soul Connoisseurs (2002) これは過去紹介した「Northern Soul Connoisseurs」【No.491,502】のモダンソウル編。同じSpectrumというレーベルから発売されています。UKのラジオDJであるRichard Searlingがコンパイル。ライナーにはVol.2も作るようなことが記載されていますが、今のところ発売されてないと思います(これで終わりか…)。この人のモダンソウルコンピとしては、「You Better Believe It!」【No.496,510】を紹介済み。全体の雰囲気は似ていますね。明るく爽やか、グルーヴィー&メロウなソウルで、最近紹介した「Sunday Soul Selection」【No.515】もそうですが、休日に聴くのに最適な感じ。本作は日本ではあまり知られていないと思いますが、凄く良い出来です。日本でブームだったフリーソウルとサウンド的に近いものを感じますが、やはりUKのコンピの方がソウルに対する拘りを感じますね。肝心の本作ですが、収録されている曲の中では、既に紹介済みのものもあります。有名なGloria Scott「A Case Of Too Much Lovemaking」【No.130】や、Barbara Brown「Pity A Fool」【No.454】あたりがそうですね。選曲は、マニアックなものから、Gene Chandler、Marvin Gaye、Dee Dee Warwickといった有名どころまで幅広くバランスがいいです。68年から82年の曲を収録してますが大半は70年代のもの。全20曲どれも良い出来で、冒頭のCollins And Collins「Top Of The Stairs」(Ashford And Simpsonのカバー)やBeloyd「Get Into Your Life」、Bottom & Company「Gonna Find A True Love」など好きな曲は多いですね。個別に全部揃えるにはお金がかかりますが、このコンピは安いので、かなりお得だと思います。HMVで全曲試聴可能。70年代のソウルに興味がなくてもチェックしてみることをオススメします。心地よいソウルが楽しめる好盤ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.12 22:46:41
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