テーマ:撮影現場での話(174)
カテゴリ:仕事
中国(上海ロケ)で壊れたと思われていた、ワイヤレスマイクの故障原因が解った。
日本でのロケの時点から「ワイヤレスマイクの電波があまりにも飛ばない」と思っていたのだが、 やはり日本でのロケ中に壊れていた可能性が大きくなった。 なぜなら、上海では単3電池しか使用しなかったからだ。 故障原因はこうだ 「外部DC入力端子から大電流が加わり、内部配線材断線、ビニール被服が焼損していました。その際の炎でコンデンサーを焼いたと思われます。外部DCショートの原因を調べていただきたいことと、もしBP90→XLR-4pinに変換している場合はXLRハウジングをGND端子と結線されてないことをチェックしてください。」 確かに、ラムサのワイヤレスマイクは外部電源12Vで動作する。 そこに間違った電源が突っ込まれたか? 外部DCショートさせたか? さらに、単3電池のホルダーに6Vのバッテリーを突っ込んで動作させていた事もあったように見えたが・・・。 結局、動作するのは解っているが、どんなに危ない事をやっているか解っていないヤツがこのような間違いを起こすのである。 「安すく済ませよう」と考えたのだろうが、「きっちりとした知識の無いまま鉛蓄電池をクリップで機材に繋げるのは相当危ない事だ」と言った人の忠告も聞かずに壊してしまったのだろう。 毎日、異なったバッテリーが機材につながれ、サードやセカンドでさえ翌日のバッテリーの繋ぎ方が解らないような「独りよがりなバッテリー管理」をした「欠陥豚チーフ」がすべての責任者である。 修理代金は約10万円 これほど原因がはっきりしていれば(謝った使い方をして壊した)、保険も下りない。 技師って儲からない(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 29, 2007 05:59:23 PM
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