「Under Lock And Key/Dokken」
石橋凌のロックバンド「ARB」が自身の脱退で活動停止とかいうニュース見ましたがあぁそうなんだ、というよりは「まだやってたの?」的なニュアンスでしたねぇ。というか、今の若い世代には分からんバンドでしょうけど、'70年代後期から27年間活動していた知る人ぞ知るバンドですけどヴォーカルで中心人物の石橋凌なんかはどちらかと言うと俳優の方が印象深いですよね。最近だと竹之内豊とチェジウのドラマに出てますし。この方は、もしかしたらバンドをやって俳優もやるという「二刀流」の元祖というか代表的な人物なのかもしれないですね。ARB自体も私は初期の頃しか知らないですがカッコよくて、覚えやすい曲作ってましたよ。んじゃまぁと言う事で今回はARBを偲んで洋楽です。日本でも'80年代のハードロック部門でもかなりの人気を誇っていたハードロックバンド、ドッケンの通算3枚目のアルバムです。もうジャケットを見れば分かるでしょうが向かって右から2番目は今では絶対着る事の無いこの衣装といい全体のソフトパーマ(?)&ロン毛の髪型といい当時はこれがメチャクチャカッコ良かったんですよ。ちなみに、このアルバムで一気にブレイクしてHRバンドの上位に位置する存在になりました。このバンドの良いトコは、メロディが非常に的を得ていて聞きやすくジョージ・リンチというギタリストの奏でるリフがとっても分かりやすく、ギター雑誌「ヤングギター」では当時、ちょくちょくこの人の弾くフレーズが掲載されていたほどでした。私がドッケンを聞き始めたきっかけがこのアルバムで中学時代にオープニングナンバーの「アンチェイン・ザ・ナイト」を軽々弾いていた友達がいてそれを見て私もギターを志すきっかけにもしてくれた、まさに影の師匠、田中君。あの時はありがとう。私を一歩ずれた道に引き込んでくれて。もし、あなたに会っていなければ違う人生を送っていたでしょう。いや、違う人生の方が良かったかも。まぁそんなこんなでギターを弾いている人がいたら一度はこのドッケンを聞いて見ると良いですね。きっと弾きたくなるでしょう。お薦めは彼らの代表曲達でもある1,3,6曲目は特に必聴。「DOKKEN」