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テーマ:ё・ぼ・や・き・ё(1794)
カテゴリ:軽音セレナーデ
通話とメールが出来ればいいかな、程度の意識で持っている私の携帯電話。この記事は多少気になりますね、どうなるんでしょうか?
===================================== 「しかし勇気あるよな、この前の行為は(^_^;)」 「あれは水割でないと無理ね。しかもあそこまでボコボコにいかれるかね(^_^;)」 「見事に決まったわな、お師匠さんの突き(^_^;) 俺なんか自分の喉を押さえたもん」 「片手突きじゃなく諸手突きっちゅうのは愛があるわな(^_^;)」 「とどめの一発ってアノ事やで(^_^;)」 ↓片手です↓ ↑イマイチ効いてないなコレ(^_^;)↑ ↓諸手ですが・・・↓ ↑かろうじて交わしてますね。こんなん喉や胸へモロに頂戴しました↑ 視線が泳ぐ私を尻目に、勝手な発言連発なのは小学校時代から同じ道場へ通う同期の悪友二人。運送会社の息子マコッチャンと、食堂の息子シンチャンで、私とは通う高校が異なります。 「うっさい、うっさい、うっさぁぁい!!本人の身にもなってくれよ!( ̄~ ̄;)あうっ(T_T)」 「ほらほらぁ、全身アザだらけでいきがるからそうなるのよ(^_^)b」 「楽しんでないか?君ら(-_-;)」 「いや、我が身でなくてよかったと」 「安堵なだけ、私達は」 「憶え・・・とけよ(^_^;)その言葉」 件の入部願いに出向いたその日から、当然の如く稽古が開始。ボロ雑巾のような躰を引きずりシンチャンの家へ集合したのであります。 「んでまた、水割が賢いのかアホなのかわからんところがやね、負けてマジで剣道部入部するか?(´。`)」 「悔しいがな(-_-;)」 「何がよ?」 「負けて(-_-;)」 「師匠に勝てると思うアナタが素敵(^_^)」 「一応約束やからな」 「オトコやねぇぇ(´。`)」 「アホとも言うぞ(^_^;)」 「(^_^;)好きに言え」 マコッチャンもシンチャンもいわゆる剣道優等生で、私とは大違い。ソコへあだ名が博士君のトモクンも加わり、四人一組でうろつくのがそれまでの日常でした。 「実際のトコ水割が羨ましいよな。剣道以外にやりたい事を見つけたわけでしょ?」 「まぁな。でもえぇやん、君ら剣道優等生はインターハイとか目指せば?」 「う~ん(-_-;) 貴重な青春時代をそれだけに費やしていいものだろうか?」 「・・・ボコボコにぃ~されるあなたを見つめつつぅ~これでいいかと己に問う春ぅぅ~(´。`)」 「一句詠むなよ、一句!!(^_^;) しかも字余りっ!」 「わざわざ遠く見て詠むなって(^_^;)」 少なからず親や周りの期待もあり、今まで続けた剣道と決別するのが難しいのは事実です。それが優等生ともなればなおさらの事。 誰が口火を切ったかは記憶の彼方ですが。 「羨ましがるぐらいやったらバンド組む?俺らで(^_^)b」 「って、今俺が言おうとしたのよ!!先に言うなよ(-_-;)」 「えぇがな、誰が先でも。もめるな(^_^;)」 「水割があそこまでボコボコにされてでもやりたいバンドって、それだけ魅力あるんだろうな」 「ちょっと待て。待て待て!バンド組むのはOKやけどな、その件で俺は身体中アザだらけなわけよね?君らは何の戒めも無くスムーズなの?o( ̄ ^  ̄ o)」 「細かい事気にするなよ!水割がリーダーでえぇから(^_^)b なっ?」 「そっかぁ、俺リーダーかぁぁぁ(´。`) って、ドアホ! 待て待て!そんな問題ちゃうだろ?」 「そぉ?」 「そぉ?じゃなくてよっ!!o( ̄ ^  ̄ o)」 「んで、楽器どうする?シンチャン」 「練習場所も問題やね、マコッチャン」 「無視かぁぁぁぁいっ!(;´_`;)」 「お?大声はキズに障るぞ、水割リーダー(-_-;)」 とにもかくにも、バンド結成へ向けて事が動き始めてしまいました。授業・部活・帰宅。そんな単調な毎日ではなくなりそうです。 「水割っ!マコッチャンっ!バンドの名前ってやっぱケンドウズかな?な?な?な?(^_^)b」 「・・・それだけはやめようぜ、君がリーダーでいいから(-_-;)」 <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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