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テーマ:楽器について♪(3648)
カテゴリ:軽音セレナーデ
う~ん、執念か?実力か?勝ってしまいましたWBC。アメリカの性質上、第2回大会は無いな(^_^;)
===================================== バンド結成!と意気込んだモノの楽器所有者は私のみ。おまけにパートは未決定。 おっし、楽器屋行くぞ!と、招集をかけていざ出発。電車の中でマコッチャンがポツリ。 「水割ぃ、俺ドラムやりたいわ」 「おぉ。またなんで?」 「カッコえぇやん(^_^)b 太鼓とかシンバルに囲まれて、秘密基地みたいやしな(^_^)b」 「オマエは小学生か?(´。`)」 「え?昔は一緒にやったがな、秘密基地ごっこ」 「おぉ!やったなそう言えば。資材置き場とかでな・・・って、ドアホ(^_^;) ちょっとシンチャン、アホなマコッチャンに何とか言うたって!!」 「zzz・・・」 「寝てますけど(-_-;)」 大騒ぎの末楽器店へ到着。光り輝く未来のパートナー達がお出迎えです。 「ぬぅおっ!すげっ!」 「壮観やね」 「どのコ連れて帰る?」 「お?シンチャン早速購入?」 「無理やろ(-_-) でも気持ちは常に前向きだから、僕」 そんな浮ついた気持ちもすぐに玉砕。 「ところで水割よ、この値段はどうにかならないの?」 「無心で金を貯めるしかないわな。木工屋、運送屋、食堂屋なんでも揃ってますがなバイト先は」 「俺、ドラム諦めようかな・・・すでに数字が俺を拒む(;´_`;)」 「泣くなよ(^_^;)」 「抱えて走るには出入り口まで距離があるな(-_-;)」 「パクるなよ(^_^;) 真顔やないか、オイオイ(^_^;)」 現実を突き付けられて、結成の勢いはどこへやら。しかし、諦め切れないのもこれまた事実。定石どおり、シンチャンの部屋で作戦会議をすることに。 「小遣いとか貯めて今までの貯金をどうにかすればベースは買えるな」 「あれ?シンチャン意外とお金持ちね。しかもベース志望やし」 「低音の魅力に取り憑かれたのよ」 「いつの間に?」 「生まれたときからビートの虜!」 「えーちゃんやん(;´_`;)」 「マコッチャン!目ぇ覚ませっ!」 「秘密基地が・・・秘密基地がぁぁ・・・(´。`)」 「うなされてますけど(^_^;)」 「あっ!南極観測船!」 「え?なに?」 「あ、そうや(^_^)b」 「回りくどいな(^_^;)」 部屋の中を何やらゴソゴソするシンチャン。 「あった!みっけ!」 「ナニ?新しいエロ本?そう言えば最近シンチャンのお勧め新刊無いよな」 「違う違う!これこれ(^_^)b」 差し出すその手に握られていたのは数ヶ月前の週刊少年誌。 「おぉ、身長伸びるらしいなコレ。ヤロかな σ(^▽^) 」 ↓こんなのです↓ 「水割、ちっちゃいからな(^_^)b いや、違う!読むトコ違う!!裏、裏、ウラ!」 「べっかんこぉぉ・・・と、どれどれ」 そこには皆さんご存知の「大特価楽器」公告が。39800円でアナタも今日から名ドラマー!で、スティックまで付いたりなんかしたりして。 「怪しくないか?かなり(^_^;)」 「確かに怪しいが、背に腹はかえられん。どぉ?マコッチャン」 「秘密基地が・・・秘密基地がぁぁ・・・(´。`)」 うなされ続けるドラマー志望者を見つめながら、私は決断しました。 「そのセットも候補っちゅうことで、誰か中古持ってないか探そうぜ!うさんくさいの買うのはそれからでも遅くないぞ(^_^)b どうせすぐに金は無いんやし。な?マコッチャン」 「俺の秘密基地のためにそこまで考えてくれるのね(;´_`;)水割、リーダーと同時に基地の隊長にしてやるわ!!」 かくして、その日からドラム探しが始まったのでした。ゼロから・・・いやマイナスからのスタートへ号砲一発!さてさてどうなる、秘密戦隊ケンドウズ!?。 <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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