旧譜でごめんねっ！～音楽は記憶の栞～

どこまで流行るのでしょうか！？「さかな」や「だんご」より気になる「みかん」。以前、「やさい」を取り上げたような気がしますが（´。｀)　コチラから試聴できるようです。
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　ほどなくして文房具店に顔を出すと嬉しい知らせ。

「息子のお古でよかったら持って帰り、ドラム」

　お言葉に甘えて頂戴することに。目の前に現れたのは、メタリックレッドが眩しいドラムセット。バスドラの正面には白抜きでＹＡＭＡＨＡのロゴ。「お古」とは言え、なかなかどうして、現役の佇まい(^_^)b　シンバルは少しくたびれていましたが贅沢は言えません。当然、マコッチャンは有頂天。

「いえぇぇい！俺のドラムぅぅ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪ 秘密基地ゲットぉぉ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪ 」

↓こんなヤツでしたね↓

◎YAMAHA ドラムセット SCN2F5

　３階建てのビルに住むマコッチャン。１～２階部分が店舗で、一部賃貸の部屋も存在する、なんちゃってボンボン。ラッキーは続くもので、一番小さい貸店舗が空き状態。有無を言わさず、ソコへと運び込むことになりました。
　ギターやベースならヒョイと肩に引っ掛ければ事が済むのですが、対象物はドラム。しかも一個や二個じゃありませんし、秘密戦隊の機動力は自転車のみ。カゴと荷台と手をフル活用し数回往復するハメに。

「ぴぃっぴぴぃぃ♪らンららぁぁ♪らンらンらァァん♪」
「なんか口笛＆鼻歌なヤツが目障りじゃない？(^_^;)」
「無料で秘密基地ゲットやもんな、そりゃ口笛の一つも吹くっちゅうもんやわ(^_^;)」
「あぁ・・・うわぁぁ！」

　ガッシャン！ガラガラ！バッシャァァ～ン！

　浮かれたマコッチャン、道路にタムとシンバルをぶちまける失態。

「先に行くからね(^_^)b　車には気をつけなさいよ」

　それでもめげない秘密基地の管理人は、数分遅れで現場合流。休憩もせず続けられる運搬作業。そう、あれは初夏を思わせるような春の一日でしたっけ。

「スネアにタムが２つ！バスドラにフロアタム！ハイハットにシンバルが２枚。さて組むか！！シンチャン＆マコッチャン」
「おうっ！」
「ん？どうやって？(^_^;)」
「アレをこっちにやってな・・・コッチのをソコへ持ってって・・・ネジをぎゅっと締めてやね・・・(^_^;)」
「(-_-;)　水割ぃ・・・素直に知らんと言えんか？」


「・・・・んだらオマエら知っとんのかい！ｏ(￣ ^ ￣ ｏ)」


　え、隊長失格？私って。
＜つづく＞