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テーマ:楽器について♪(3648)
カテゴリ:軽音セレナーデ
バカヤローっ!!元気があればなんでもできる。たまにチョコっと出てきて引っ掻き回すスタイル、定着してきましたね、アントン(^_^)b
======================================== 幼馴染みから紹介されたバンドへの助っ人。そこで待っていたのは・・・。 集合場所のスタジオに向かえば、不機嫌そうなヤサ男が一人。イスに浅く腰掛け足でリズムを刻んでいる真っ最中。 「あの、桂っすけど。欠員が出たとかで・・・」 呼びかけと同時にぶつかるヤサ男との視線。 「あ、ども。ハスイっす。詳しいことは中で話す?」 勘違いしたミュージシャン気取りが多い年代の中、スマートに立ち上がり交わしてきた挨拶は好感が持てました。 重いドアを開けると、スタジオの中は独特の男臭さが充満。 「助っ人到着!桂君・・・だそうです」 スタジオの中では、ベース、ドラムが待機。聞けば、知り合いの延長や、友人延長を辿って集められたらしく、学校も学年もバラバラ。集めた本人は、たいした理由もなく抜けたと言うのです。そんな話しを耳にしながら、改めてハスイに注目。 (´。`)(おぉ、コイツがヴォーカルか。タッパもあるしツラも悪くない。もしかしてウハウハバンドっすかココ)(´。`) 心の声が聞こえたのか、ハスイがニヤリ。慣れた手つきで合皮ケースを開き、抜き出したのはキズだらけのフェンダーストラトでした。 ↓左側、200万もするのね(-_-;) 飽きの来ないこれも一本は欲しいな↓ 左・ヴィンテージストラト!Fender USA 1966年製 Stratocaster Sunburst 右・Fender Japan ST54-120DMC 2TS ストラトキャスター 「アニキの・・・借り物。弾かんようになったら返せって」 しゃがみ込み、オーバードライブを繋ぎながら呟く姿は悪ガキそのものでした。そう、大事なミニカーで遊ぶ男の子特有の姿のように。 そして、チューニングを終えたヤサ男が私に向き直りました。 「改めて・・・ギター担当のハスイです。ヨロシク(^_^)」 「こちらこそヨロシク!・・・え?ちょっと待って・・・今、何て言いました??・・・ギタぁぁ~担当ぉぉ??(^_^;)」 「の、ハスイですけど(^_^)b」 「あれ? σ(^▽^) もギター担当でしょ?ヴォーカル待ち?(^_^;)」 「え?唄うのキミよ(-_-;) 何言うとんの?」 ( ̄ェ ̄;) エッ? うそぉぉん ヽ(゚∀゚ゞ) うそぉぉんうそぉぉん ヽ(゚∀゚ゞ) うそぉぉん 伝言ゲームとは恐ろしいモノです。このバンドが探していたのはヴォーカル。どこでどう間違ったのか、私が聞いたのはギター。 「ギター担いどるから、妙やなぁとは思ったんやけど(^_^;) 歌、無理?」 「いや、無理っちゅうか。心の準備が(^_^;)」 ここでジタバタするのも格好悪いですし、どうせ払うスタジオ代。幼馴染みの紹介も退くに退けない理由のヒトツ。 「BOOWYやろ?曲を知らんわけちゃうから、やろか。やるわ!その代わりギターぶら下げててえぇかな?」 「えぇよ。それで唄いやすいんなら」 賛同するヤツが居れば、必ず反論するヤツが存在します。 「なんかそれはちょっと違うような気がするけどな」 「完コピじゃなくてもえぇやろ。俺らのBOOWYでえんちゃう?どうせ今も完コピは俺のギターぐらいのモンやし」 「・・・」 ↓ファンには強烈な一発。 そろそろ飽きませんか?↓ 【送料無料選択可!】BOOWY COMPLETE ~21st Century 20th Anniversary EDITION~ [完全予約限... (´。`)(コイツなかなか言いやがるな。それならその自慢のギターを聞かせてもらおうかぃ)(´。`) 「とりあえず音出そう!」 事前にコピーしてくれていたスコアを私に差しだし、ハスイが言いました。 「じゃ、B・BLUEからでよろしく(^_^)b」 ウォーミングアップ無しかいっ(;´_`;) <つづく> ↓学生の懐にはきつかったんですよね。私はコピー専門でしたけど↓ 左・【ホンキー・トンキー・クレイジー他全20曲 ◆ 送料無料 ◆】KMP Boowy/This Boowy/バンドスコア 中・【全12曲 ◆ 送料無料 ◆】KMP BOOWY/GIGS/バンドスコア 右・【全12曲 ◆ 送料無料 ◆】KMP BOOWY/PSYCHOPATH/バンドスコア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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