爺さんの写真日記「写真は記録」
松浦市の中心地、志佐町も寂しくなったものだ。昼間、路地裏を散策すると、これまた寂しい。ネコの一匹にもお目にかからない昼下がり、カラオケと書いた小さな居酒屋があった。最近のスナック事情では、昼間にカラオケ客を相手に営業している店もあると聞くが、昼間に時間を取れるのは高齢者の方々ぐらい。その中でもおばちゃんや、おばあちゃんにカラオケファンが多いそうだ。過疎の町や廃屋を訪ね歩くと、何時の間にか廃屋や空き家が消えて行く。これも時代の流れか。しかし、写真に収めておけば、何時の日かは、貴重な歴史の記録ともなるだろう。※爺さんの写真雑貨はこちら※爺さんのひとりごとはこちら閉ざされた鉄の扉は、沈黙のまま錆び落ちていた。路地裏には、かずらが伸びた一軒の廃屋があった。昼間の居酒屋は寂しく見えても、夜が来れば看板に明かりがともり一変する不思議な夜になるだろう。