新型カメラのマジック
一眼レフカメラの市場は、不況と言われる中、景気が良いのか次々と新機種を投入する。中でも家電メーカのソニーはミノルタを吸収したかと思ったら、α100が出て暫くしてα700が出た。このα700も昨年の暮れの発売だったが、今年は2月、3月と続けて2機種が出る。従来のカメラメーカーに比べ、新機種発売のテンポが余りにも早い。フィルムカメラ時代はゆっくり楽しめた一眼レフカメラだったが、デジタル化した事で使う側も機能を使いこなす前に次が出ては覚える暇も頭もない。そして、新型ほど格安になって性能アップになっている。この調子だと、何れ昔からのカメラメーカーは消え去る運命になるだろう。近々出るαシリーズの、α350のスペックは何と有効1420万画素CCD搭載である。そして価格も九万円前後だ。液晶を見ながら自由なアングルで撮れるのも良い。そして次に控えているのが 有効1020万画素CCD搭載のα200、価格も六万円前後だ。この2機種、α700からニ、三ヶ月でこの調子、早く買ったらバカを見るデジタルカメラの現状である。果たして、これ程のハイスッペックのカメラが必要なのか?爺さんは、今もEOS-30DをRAWモードで撮り現像処理とフォトショップを使って、サイズA3ノビからA2まで引き伸ばしているが、何の不満もない。どうも商業ベースに乗せられがちのカメラ愛好者、易々とメーカーペースに乗せられ、パソコンだってハイスペックでないと動かない。ま~この世界、メーカーには良く出来ている世界である。■写真は、柿の実も少なくって次は椿の季節だ。しかし、今年の椿の花は綺麗じゃない。やっぱり去年の暑さと水不足がたたったのだろうか。■カメラ談義を「爺さんの写真雑貨」で書いていこうと思っている。