爺さんの写真日記「蛸壺」
海の蛸(タコ)には種類も多く、蛸漁の漁法も千差万別だ。当地近辺では、昔から見かけた蛸漁に蛸壺なるものがある。今も昔の蛸壺を使っているのかと思ったら、先日見た蛸壺は弁当箱みたいなプラスチック製だった。海岸に積んだ焼物の蛸壺は写真の良き被写体だったが、弁当箱の蛸壺ではイメージがわかなかった。蛸の奴、フジツボなどが宿った壺には入りたがらないので時には引き上げて、フジツボやカキガラ落しをしなければならない。そんな昔の蛸壺を友人のT君から分けてもらい、店内の照明器具に変身させたが、何かと懐かしい雰囲気をつくってくれた。爺さんも小さくなって蛸壺に入って下界でも見たいが、同じ壺でも骨壷には一寸早いかな?※爺さんの写真雑貨はこちら ※爺さんのひとりごとはこちら