爺さんの写真日記
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我が家の庭先にある一本の桜の木に棲みついていたアカテガニが車に挽かれて死んだ。桜の洞に長い間、棲んでいたカニ君だったが月夜の晩は留守をする事も多かった。冬眠はこの洞の中だった。死骸は庭のコンクリート上に哀れな姿を見せていた。間違いなく我が家のカニ君で死骸にはダンゴムシやアリが集っていた。その後、毎日毎日洞を訪ねたがカニ君の姿は無かった。そして次の入居者の小さなカニが姿を見せていた。
2006年07月19日
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人を撮る時、どうしても正面や側面から撮ろうとするが必ずしも顔の表情にこだわらず、後姿からも表情が読み取れる。今日の写真は少年と少女の仲むつましい下校?の一こまである。後姿には何か二人の未来を想像させてくれる気がした。
2006年07月18日
アブには沢山の種類がありヒラタアブにも微妙に違うものがいる。素人には総称ヒラタアブで通している。花バチと思っていたのが花アブだったりするから面白い。どうせ今更、昆虫学者になるわけでも無いのだから虫たちと遊ぶのがせいぜいだ。このヒラタアブもよくよく見たら花粉を食べているようだった。ハチと違って蜜を運ぶのじゃなかったのか?・・・
2006年07月15日
梅雨明けも間近だ。今日の猛暑は真夏以上だったが合歓の木は淡いピンク色で初夏の空を仰いでいた。ピンク色とは云っても微妙な色違いで、白けた花もある。撮影にはピンク色が深い花を選ぶようにしているが、背景や光線が気に入らない場合が多い。夜になると葉っぱは傘合わさって眠るので「ねむの木」と呼ばれたのだろう。樹皮は不眠症に効く漢方薬の一つでもあるらしい。
2006年07月14日
波止場に引き上げられたアバはフジツボがぎっしりと付着している。フジツボは富士山の形をした石灰質の殻で固着動物だ。酒の肴になるカメの手もフジツボの仲間かな?世界中の深海まで生息しているそうだ。フジツボは船底に付着し、水の抵抗をまして船のスピードを落とす厄介者だ。また、フジツボは亜鉛や重金属を蓄積するため海洋汚染の調査に使われるそうだ。子供の頃、クサビ(べら)釣りに行って、えさが無い時にフジツボを石で叩き割り中身を使った思い出がある。写真は生月港での撮影である。
2006年07月13日
----- Original Message ----- From: > To: ??????@isis.ocn.ne.jp> Sent: Wednesday, July 12, 2006 12:13 PM Subject: 12日の日記
2006年07月12日
月夜間(満月の前後を月夜間ツキヨマと云う)になると漁を休むので、生月の港では大小さまざまの漁船が帰ってくる。魚眼レンズ(15mm)で撮った遊びの一こまである。
2006年07月09日
旧暦12日の昨夜、近くの大崎海岸へ出掛けた。空には三日月が時々顔を出す梅雨の夜空であったが、遠くにはイカ漁の漁火が横並びの静かな夜景であった。足元では捨てられた三匹の子猫がすり寄ってきた。
2006年07月07日
よくよく眼を凝らしてみれば、小さな草花にも自然の営みを見る事が出来る。ツタズラの新芽に朝露が付いている光景を「露の花」と名付けてみた。
2006年07月04日
例年通りの梅雨であるが、僅かな晴れ間の下で小さな黄色い花が眼にとまった。
2006年07月02日
煙草がまたまた値上がりした。生れてこの方、煙草には縁が無いので無関心を装っているが便乗値上がりが怖い。消費税の悪税も慣らされたのを見計らって増税を企んできた。近くの煙草農家も需要が減ったのと高齢化が進み転作した。今じゃ煙草乾燥室は朽ち、昔の名残を留めているだけだ。
2006年07月01日
インド馬鹿の我輩であるが、一昨年に訪問した切りだ。昨年の今頃はインドの、S・W一家の4人が我が家へホームスティーした。時折の電話で話すとインドへの旅が再熱するが、今年こそは!の意気込みも歳とともにトーンダウンするようになった。写真は17年前に撮った長女の、スービだ。去年撮った写真と並べると成長の速さと、我輩の老いを身にしみて感じるようになった。
2006年06月30日
写真は、17年の歳月が一人の少女の成長を楽しませてくれる。
潮の干満が繰り返される砂浜では、様々な砂の彩が見られる。浜へそそがれる山からの水が砂に紋様を造り、彩を添える。何気なく見過ごしてしまう山からの水が水路を造りだし、そこにしゃがみ込みファインダを覗くのが楽しい。
2006年06月27日
島の住人は気さくで親切だ。親子?でウニの加工をしているように思えたので「親子でウニ加工ですか?」と話しかけたら「親子じゃないとです、通りがかりで一寸手伝っているだけです」と返事が返ってきた。
2006年06月25日
島のお年寄は皆元気だ。遠い海を見るのも目に良いのだろう。ここ、生月町も「生月大橋」が開通して様変わりした。便利な事は良い事だと思っても島で買い物をする人も少なくなったらしい。いずこも同じく過疎化が進んでいくに違いない。通りすがりにウニを加工しているおばあさんに出会った。メガネもかけず手際よくウニの中身を取り出すのには感心した。お年も90歳だとの事、驚きと羨ましさで作業を見入ってしまった。
梅雨時になると小さな滝が顔を出す。日頃は眼に付かないが、梅雨の増水で滝になるものが多い。滝として認知されれいるわけでもないが写真に撮ると十分に滝の雰囲気があって面白い。写真は、勝手につけた「滝の幻想」である。
2006年06月24日
木漏れ日が創り出す世界には小宇宙にも見える想像の世界がある。何気ない一枚の枯葉に春の木漏れ日が射していた。葉っぱの下には腐葉土が山積し、ダンゴムシもアリもミミズも共存共生して自然を守っているに違いないと思った。
2006年06月21日
コウモリを見かける機会がない。昔の防空壕も埋められ今では眼にする事もなくなった。コウモリは益獣で害虫を食べる数は半端じゃないらしい。こうして自然のバラスが崩れていくのであろう。
2006年06月19日
空梅雨を思わせる晴天続きも今日あたりから梅雨空を呈してきた。雨も欲しいが土砂崩れも怖い。98年の梅雨期の大雨をビデオで撮っていたので昨夜、観たら怖くなった。同じ水でも木の葉に付いた水滴は心和むのに・・・。
2006年06月18日
友人のU君宅を訪れたら新鮮野菜の出荷に追われていた。U君、農業が好きで食べて安全な野菜作りに精を出している。歳も同じで中学校時代の同級生だから元気な姿を見る度に励まされる。帰り際に「この人参、良かったら持って帰ってください」と奥さんが二本の人参をくれた。変てこな人参だとは思ったが厨房に何気なく置いていたら「これ、男と女に見えるよね?」とスタッフのI嬢?が云った。「な~るほど、こりゃアダムとイブだ」と名づけた。あの時に奥さんがニヤ~とした顔の意味がやっと分った。土が造った自然の造形が面白かった。
2006年06月17日
レンズの眼で花を観察する時、花びら、花弁、色彩、背景、そして光が被写体を活かす。しかし、意外と隠れた部分に花の美しさは潜んでいるものだ。
2006年06月09日
佐世保市戸の尾町といえば市民の台所として重宝された戸の尾市場であった。酒飲みに欠かせないのホルモン焼きで食材を買いに、戸の尾市場へ出かけたものだ。なんにしろ食材は何でもあった。あの角へ入れば魚屋あり、そこを曲がればホルモンがあり、その先にはトンネル食堂だ。一種の迷路にさえ思えたので買い物に好奇心を誘った。そして買い物が楽しかった。今では大型スーパーにおされて客足が減った。しかし、ここには昔懐かしい笑顔で迎えてくれる対面販売が今でも生きていた。
2006年06月08日
佐世保の街をカメラ散歩と洒落込んだ。アメリカの軍事基地の町は若者のファッションも派手だ。写真はその時代背景を如実に写す。歩きながら横目で目ぼしい被写体を追いシャッターを切る。写真はその時代の記録や証言でもある。足にまでタドゥーを入れた女(少女と云った方がいい)を見かけた。ファッションもここまで来たかと驚いた。(撮影:06.06.5)
2006年06月07日
目玉が顔なのか、顔が目玉なのか、トンボ特有の目玉の複眼は確かにあった。オニヤンマの十分の一程のイトトンボの目玉は誕生後5分程だったから弱弱しかった。レンズは50ミリの特価品(一万円以下)に中間リング3枚、2倍のテレコンを付けての目茶苦茶な機材だ。ストロボは20年以上前の物を改造(光が届き易く)した。カメラはEOS-30Dだ。昔懐かしい機材もデジカメ用に活用出来るのだ。撮影倍率は7~8倍は撮れるようだ。
2006年06月04日
梅雨が近くなると窓ガラスに、枕元の蛍光灯スタンドの明かりを求めて虫たちがやって来る。虫を狙ってヤモリもやって来る。吸盤を持つヤモリは虫たちを追っかけるのではなく、根気強く待って確実に捕らえられる距離を計算している。時々、パクリ!と捕らえる早業は神業だ。ガラス越しに見るヤモリは初夏の幻想にも思えて、見ていても飽きない。
2006年06月01日
山の中腹を走る、やまびこ道路(農免道路)から眺める佐世保市吉井町は市町村合併前まで、北松浦郡吉井町だった。世知原町から吉井町にかけて田圃が多いが、年々ビニールハウス菜園と住宅が増えつつある。この光景も何時かは、マンションが立ち並ぶ街にかわるかもしれない。田圃に水が入るのも近日中だ。せめて予測がたつ現在の田圃風景である。
2006年05月30日
5月末頃から野山では木苺が色づく。粒粒が大きい木苺は野苺より味が粗雑と表現したが良いのか甘酸っぱい。でも完熟すると色も綺麗になり甘さも増す。野山の撮影には被写体に花や木の実を探し、撮影が済んだら感謝の気持ちでそれを食べるのも楽しみだ。これも自然への小さな感謝と思う年寄の勝手な理屈である。
2006年05月29日
念を入れてダンゴムシを観察したことが無かったが、マクロレンズを透して見ると意外に面白い昆虫だ。と思っていたら昆虫ではないことも始めて知った。何と、カニやエビの仲間に近い「節足動物門甲殻網等脚目」と難しい学名がある。ダンゴムシは森の中で生活しているとあったが、我が家の庭先や菜園で日夜を通じて見られる昆虫?でもある。日記「爺さんのひとりごと」ものぞいてください。 http://www3.diary.ne.jp/user/335819/
僅かだけの晴れ間が、ツタカズラの新芽に付いた水滴を幻想的に演出させた。
2006年05月27日
写友のM君が「唐箕(トウミ」が捨ててありましたが要りませんか」と云って来た。あの懐かしいトウミとは脱穀機のことである。「何処に捨ててあるの?」と尋ねたら隣町の江迎町にあった。早速、M君の軽トラで貰いに行ったら、もう少しで償却処分の運命であった。唐箕は米、麦、そばなどの穀類を脱穀し、選別する用具である。構造は、中の羽根をハンドルで廻し風を出すのだ。すると風の力で重い実は手前の出口から出て軽い皮などは先の出口から出るのだ。まさにアナログの原点だ。昔は、唐箕のおかげでどれほど農作業の効率向上に貢献したものかと、しげしげと眺めた。
2006年05月25日
我が家の小さな池では、日夜を問わずツチガエルのラブコールが聞ける。喉を一杯に膨らませてのラブコールを撮ろうと気長に待ったが思うように行かなかった。
2006年05月24日
ハナの争いの原因は発情期に起こる女性?問題だ。メス猫を求めて思いがけない所まで出掛けている情報が入る。人間と違って発情は年中でないから問題を長引かせないから許せる。やっと落ち着いた顔に変身したハナの表情である。
2006年05月22日
ハナは我が家に居候をして8年が過ぎた雄猫である。女性的な名前のハナではあるが名前とは裏腹に喧嘩には強くその風格ときたらマイク・タイソンを思わせる。顔は年中傷だらけの人生(猫生)を送って来たが、このところハナにも体力の衰えが見えてきた。8年もいるハナではあるが人馴れしない。家族のものが手を出すことも出来ないので可愛さも余りなかった。ところが一週間前ごろからハナに心境の変化が起きた。爺さんに近づき愛嬌を振りまくしぐさを始めたからだ。哺乳動物には信頼感を表現するのに腹を見せる行為があるがハナも爺さんを信用したらしい。それならもっと早くから悟ればいいのにと思った。
2006年05月21日
シャムネコの雑種は雄の「ゴンチャン」だ。どこかの自動車メーカー社長はゴーンさんであるが、その方より優しい眼をしていた。仲良く我が家へ帰る二人?が素敵に見えた。
2006年05月19日
猫は面白い動物だ。車での帰り道で一匹の猫に出会った。飼い主のおばあさんのそばで我が子のように優しい眼をした猫はシャムネコの雑種らしかった。近くにキジが飛んで来た。気配を察知した猫は身構えたが、それを察知したキジは空へ羽ばたいた。おばあさんの竹の杖をしっかり抱いた猫は、どうもばあさんと親子にも見えた。
4歳の孫さんもおばあさんたちと一緒に般若心経を唱えた。
2006年05月18日
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毎月18日は、隣町の根引地区の小さなお堂でご詠歌の集いがある。先月は行けなかったが今日は訪ねた。おばあさん4人と孫の4歳の女の子が同席した。
よくよく見たら尻尾がない。外敵に襲われたのだろうか、だってカマキリも外敵のひとつになるぐらいのカナヘビである。マクロレンズで見れば恐竜にさえ見えるが、かよわい生き物である。切れた尻尾が再生されるのに5ヶ月ぐらいはかかるそうで今頃が産卵時期でもある。
2006年05月16日
晴れ間になった午後は気温も上昇し、ワラビ摘みの時期も終わり葉っぱは大きく成長していた。一匹のカナヘビがワラビの葉っぱで日向ぼっこをしていた。蛇の仲間ではあるが可愛い表情だ。外敵に襲われると自ら尻尾を切って身を守るのだ。悪いことをしても尻尾を見せない人間様より親しめる生き物だと思った。
田圃に水が入ると梅雨も間近だ。農地の区画整備で棚田が減った。しかし区画整備も出来ない小さな田圃は結構あるものだ。昔は小さな田圃を「猫のひたい」とか「蓑田」とも云った。蓑田とは、シュロの皮で作った雨具で「蓑」のことで、蓑を置いたら見えなくなるほど小さな田のことだ。日本語の表現の面白さが懐かしい。(撮影:生月町一部区)
2006年05月14日
長いこと、我が家の庭先の桜の洞に一匹のカニが住みついている。その名はアカテガニだ。折角だから家族の一員として名前をつけてやろうと思っているがまだ命名していない。桜の洞には一年中水がたまり暖かくなる春先からボウフラが沸く。今朝はカニ君が留守だったので洞をのぞいたら数十匹のボウフラがふらふらと泳いでいた。ボウフラとは家主のカニ君、相性が良いらしく蚊にも刺されない。それはそのはず甲羅を羽織っているからだ。カニ君一体何処へ出かけているのかと不思議に思った。どうも月の夜に留守が多い。アカテガニの生態を調べたらやっぱりそうだった。春から夏に掛けての満月の夜、海へ向かって大移動をするそうだ。それは産卵のためで不思議な光景がみられるらしい。話には聞いていてもこの歳までその光景を見たことがない。是非、あの世の土産に一度は見てみたい。そして長い付き合いの居候と撮影を通して楽しもうと思っている。
2006年05月11日
GWも終わったのに肌寒い。今日は暖炉の火をちょろちょろと焚こう。外の姫睡蓮も暦どおりに咲き、イトトンボも暦どおりに羽化を始めた。何と自然の素晴らしさかと思ったら、GWを終わって暖炉に火を入れることの方がおかしく思った。
2006年05月09日
キランソウは別名、イシャタオシとも云う薬草である。踏まれても踏まれても力強く生き延びる姿が好きだ。いつから芽だったのか、受け樋の排水口に根を下ろし綺麗な花を付けた。今更、除去する理由もないので花を眺めることにしている。
2006年05月07日
近藤汪写真展「心の情景」開催中!
2006年05月06日
GWも後半になった。テレビで見る大規模な人間移動には一見、平和な日本にも思えるが、凶悪犯罪事件はエスカレートするばかり。過疎化する地方の商店街では老舗が廃業に追い込まれるのも珍しくない。GWだけは国道を走る車も一気に増加するが一時間に一本の路線バスには殆ど乗客がいない。
2006年05月05日
暖かくなったのか一匹のカナヘビが枯れ枝で昼寝をしていた。冬の間はどこにいたのか?多分、落ち葉の下で眠っていたに違いない。
2006年05月03日
やまふじは神社を守っていた。
2006年05月02日
ふじの花の季節であるが我が家の白いふじは、まだ花を見せない。噂には聞いていたので隣地区のやまふじを見に行った。ここでも花にはお目にかからなかったが、その大木には驚いた。
大浦プロパンのご主人が一人のおばさんを紹介してくれたのでお邪魔した。ウニの収穫は女一人で頑張ったにしては大漁であった。お家では収穫のウニの帰りを首長くして待っている姉妹のおばあさんがいた。姉さんがウニを開く作業、妹さんが中身を丹念に取りだす作業で採れる中身の量は僅かなものである。これじゃ一瓶2000円のウニも高くはないと思った。一瓶買って帰ろうかと思い「一瓶売ってくれませんか?」と聞いたら「売るほどはありません、親戚に分けてやるだけです」とのこと、楽しい撮影であった。一礼して家を出ると後ろから「チョット待ってください、これ一瓶もって帰ってください」と差し出されたウニは冷やされていた。しかし、程よい冷たさはおばあさんの心のぬくもりに変わった。ここでも島の人の温かさを感じながら「今夜一杯やるか・・・」と車を走らせた。(時々は、旧ブログも開いてね)
2006年04月30日