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テーマ:英語のお勉強日記(7904)
カテゴリ:語形成
昨日のビジ英を聞いていたら、クリスさんがtele-というギリシャ語起源の造語要素の解説をされていました。
tele- は「遠く」という意味のギリシャ語で、テレビジョン(ビジョンはラテン語起源で見る)、テレフォン(-phoneはギリシャ語で音声)などがある。 テレソン(←24時間テレビみたいなの)なんかは、この意味とは違ってテレビから来ている みたいなことをクリスさんが仰ってました。 辞書で確認すると、tele-には意味が二つあって、一つは *造語要素*「(特に先進的情報技術による)遠距離通信の」の意: teleordering (書店から版元への)コンピュータによる自動注文 a telemeeting テレビ会議 teleworking 高速ファクシミリなどを使っての在宅勤務. もう一つが 「テレビ (television)」の意の連結形. ・telepicture, teleplay. だそうです。なるほど~、テレソンは後者なんですね。 以下、興味深かったので本からの抜き書きです。 (太字部分が「ネイティブの「造語力」を身につける!」から引用) 語は普通は語根に接頭辞や接尾辞を付けて作るが、新古典複合語の場合は、古典語の造語要素(Combininig Forms)を並列して作る。 tele-は語根についてtelehearのような単語を作ることが出来ず、phoneのような音とか声を表すギリシャ語の造語要素と結びつく。 左側の要素をICF(Initial Combining Form)といい、右側の要素を(Final Combining Form)と呼ぶ。 ICFは、通常[-o]で終わる。 tele-、hyper-、mega-のように例外もあるが、母音で終わるという規則がある。 bio- とか、astro-とか、demo-とか、mono-、cosmo-、biblio-、cardio-、hydro-とかみんなそうですね。 ICFと合わさって一つの語になれるのは、FCFであり、接尾辞がICFと結びついて語を作ることはない。 だから、thermoer とかAngloness という語はない。 FCFはICFとしか結びつかないので、普通の語を左側要素とする必要が起きれば、それをICF化しなければならない。ICFとFCFをつなぐのが[-o-]。 ex.urban/o/logy この規則があるので、日本嫌いは Japan/o/phobia のようになり、日本学はJapan/o/logyになる。なるほど~。 lithography(石版印刷術)という単語を見て、上級で出て来たmonolithicを思い出しました。これもmono-(一つの)と-lith(石)から出来ているんでしたねー。 宇宙を飛んだカエルは、 astro-frogsでもいいらしいですよ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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Plaza rakuten co.. Slap-up :)
(2011年05月29日 23時23分11秒)
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