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テーマ:英語のお勉強日記(8005)
カテゴリ:フレーズ帳(映画・ドラマ)
「ゴッドファーザー」Part1を、英語字幕で見終わりました。(175分で、デス妻やHeroesだと、4話分!)
1972年の映画なので、ダイアン・キートン(ケイ)とアル・パチーノ(マイケル)がとても若いです。 冒頭の結婚式のシーンで、マイケルがケイに、ファミリーのメンバーの説明をするのですが、 歌手のジョニー(←モデルはフランク・シナトラ)が現れ、ビックリするケイに「父が面倒をみてやったんだ」とマイケル。ケイが「どんな?」と尋ねます。 マイケルは「ジョニーは駆け出しの頃、あるバンマス(バンドリーダー)と個人契約を結んでいたんだ。売り出すにつれ、その契約が障害になったけれど、バンマスは契約の解除に応じない。そこで父が交渉した。断られ、明くる日、ルカを連れて行ったら、1時間もしないうちにバンマスがサインしたんだ」と説明。 「どうやって?」と聞く、ケイに 「断れない交渉だったからね」とマイケルが言ったときの英語が My father made him an offer he couldn't refuese. どんな交渉かというと、 「ルカが頭に銃をつきつけて、サインするか 脳みそぶちまけるか どっちだ と聞く」という交渉・・・・。 確かに、断れません。 「どうやって?」以下の英語は、こんな感じ KAY: How'd he do that? MICHAEL: My father made him an offer he couldn't refuse. KAY: What was that? MICHAEL:Luca Brasi held a gun to his head, and my father assured him that either his brains -- or his signature -- would be on the contract. この前見つけた、西森マリーさんの解説によると、 make an offer someone can't refuseは「脅して絶対にノーと言わせないような申し出をする」、という意味だけれど、日常会話では「相手にとっても非常においしい内容にして、ノーとは言い難いオファーをする」という意味でもよく使われます。 ということでした。 ゴッドファーザーでは、このフレーズが何度も出て来ましたが、どれも「脅す」パターンだったと思います。 最後の方では、マイケル自身が、 I'll make him an offer he can't refuse. (断り切れない条件をだすから) と言っていました。 最後の洗礼式の所で登場する赤ちゃんが、ちょうどその頃生まれた監督の娘のソフィア・コッポラだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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