本日の粗相 おおきいほう
畳の上に粗相した便は、どうしたら上手くおとせるだろう?キジ猫の電話で飛んで帰った。キジ猫は少しでも被害を少なく見せたかったようで、ありったけのティッシュペーパーを引出し、それも足りずに尿とりパッドまでひっぱりだして拭き取ろうとしたようだった。洗面器にお湯を入れて、マジックソープを注いだ。その時用にいただいている古タオルを5枚ほどつかんくる。ラテックスを装着し、まずは伝い捨てワイプでブツを掻きとるように拭く、。何枚かワイプを消費したところで洗面器のお湯を泡立てて古タオルを着け、畳の目に沿って叩くようにしたりして、拭いていく。何度拭いても、タオルには汚れがついているようで、4枚目の古タオルを使うころには畳の目が荒れそうになっている。満足とはいかないが目の前には先日敷いたばかりの夏敷きがあって、勿論そこにも痕跡がある。縁の裏に固形がまだ残っていた。キジ猫の靴下が目の前に投げられた。もちろん便つき。「もう片方は?」もう片方も投げて寄越すキジ猫だった。それも汚れていたが、なぜ、片方だけ最初に寄越したかはわからない。椅子のクッションはゴミ袋に覆ってあるけど、そこは大災害。ただし、不幸中の幸いでこれはゴミ袋を換えるだけですみそうだった。更に古タオルを追加して、使い捨てのお尻拭きや体拭きで腿やお尻をざっとふく。このままトイレに座らせたら、便座がまた汚れてしまうから。念のために裸足でトイレに行ってもらう。スリッパも買いたてだから。ウォシュレットにお世話になり、今度は脚や手も体拭きのワイプで清めた。お風呂がいいのだが、仕事を抜けてきているので、断念した。キジ猫に新しいオムツを履くように促して、その間、敷物やタオルを洗濯機に入れて洗う。キジ猫をやっとベッドに戻したあともどうにも畳がやはり気になる。匂いがまだ残っているような気がする、と思ったら、ベッドの本体にもブツがついていたようで三回目のラテックスを装着して何度も拭く。畳はなんだかしけってしまったようなので、乾いたバスタオルを上か敷いておいた。ゴミ袋で汚れものを纏めるころには大粒の汗がだくだく流れ出す。応急処置としてはこのぐらいで、また消臭剤をかけて、あとは仕事が終わって帰宅してから様子を見ようと思う。今日は37度の猛暑だから、敷物もきっと大方乾くといいな。畳についた便を掃除するにはどうしたいいか松居一代あたりに聞けば?と半分冗談まじりに言われちゃった豆猫であった。