【レインボー・イン・マイ・ソウル】
佐野元春の「レインボー・イン・マイ・ソウル」。この歌は、彼が90年代に発表したアルバム「Sweet16」に収録されている歌。どこか「SOMEDAY」に似ている。私は佐野元春の歌に感化されて、東京に出てきたことはこのブログで以前に書いた。しかし彼はアルバム「SOMEDAY」を発表した後、NYに旅立ち、それから作風が変わってしまった。私もそれ以降はあまり彼の新作は聴かなくなってしまった。そんなある日、レンタルCD屋で、ふとこのアルバムを手にして、タイトルに魅かれて聴いてみた。そのアルバムは、彼が私の好きだった、「街」の風景を歌った歌が多くあった。その中でも、この歌は特に好きな歌だ。「SOMEDAY」で若者のほとばしる、やり場のないエネルギーを歌った彼が、少歳取って別の角度から「街」を見た歌なのだろう。