昨日は、お使い物を買いに、珍しいところに行きました。
向かったところは越後屋若狭、知る人ぞ知る
現在東京で最も歴史ある老舗和菓子屋さんです。
両国の駅から歩いて10分くらいのところにあります。
創業は1765年とも1740年頃とも聞きます。
ほとんどの上菓子屋は江戸遷都に伴い宮中にお供してやって来てるそうですが、
越後屋若狭は、本物の江戸の生え抜きの菓子屋さんなんです。
昔から文人や歴史上の政治家に愛され、夏目漱石、棟方志功、伊藤博文など・・
また中村汀女などはここの「玉椿」を歌に詠んでいるそうですよ。
ただそんなに敷居の高いお店ではなく、
感じのいい奥様がお菓子の相談にも乗ってくださいます。
予約のみの販売なので、近くに来たから!と思いついて買う事はできないんです。
ここは、母がまだ元気だった頃、家でよくお茶時をやっていたので
その時、よくお世話になっていました。
水羊羹、栗鹿の子が有名です。
お店の中はこんな感じです。
今月のお菓子は練りきりが2種類、
1月らしく、錦梅と若竹、
練りきりは相変わらずいい細工です。
後はうぐいす餅。
差し上げた方みなさんに喜んで戴けたみたいでよかったです。