飛び飛びになってしまっていますが、前回の
ネジバナの変わりもののついでに、この時期
に見られる植物の変わりものの写真も載せて
みましょう。

白花ノアザミ posted by (C)sasama_tea

昨年初めて気づいた白花のノアザミ（正確には
ウルミ白）。
詳しい図鑑にノアザミにまれに白花が咲くことが
書かれているとおり、確かにこのような花も
見つかります。

基本的にアザミの花は紫色で、茶花にも
使われる落ち着いた雰囲気の花なのですが、
一変して白くなるだけで別の植物に見えて
しまいます。

昨年はユニデンのカメラで撮影しましたが、
今年はニコンのP50での撮影です。
少しは表現能力が上がったのでしょうか？
（ちなみに、昨年のその写真はこちらです）

そして、もう一種はノイバラの花。
基本種は純白の花を咲かせますが、ときに
若干ピンク色を帯びた花を咲かせ、さらには
濃いピンクの花になることもあります。

こちらも昨年初めて気づいたノイバラの木です。
昨年の発見時、夕暮れで遠目に見てもピンクの花を
咲かせているのが認識できるほどでしたが、見つけた
時期が少し遅く、すでに花が散りかけの状態でした。

「来年こそは、きれいに開花している状態で観察する」

と意気込んでみたものの、悪条件が重なって、今年
は昨年より花の少ない状態での観察となってしまい
ました。
ただ、きれいに咲く花も少数ですが残っていました
ので、とりあえず撮影だけはしてきました。

最近この周辺で何か工事をしているらしく、この木が
消えてしまう嫌な予感を感じましたので、とりあえず
この写真の枝を持ち帰り、挿し木で殖やしてみる
ことにしました。
説明を読んでみますと、挿し木自体はそれなりに
容易なようですから、頑張って栽培してみます。

今年の初めに、このノイバラの花と『バラ色の人生』
の関係について考察した記事があります。
お暇でしたら、そちらもご覧ください。

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