週末の久々の晴れの日。
暑さは堪えますが、それ以上に自然の中で
遊べるほうの喜びのほうが大きいです。
移動中は汗だくですが、木陰に入るだけで
暑さはそれほど感じられなくなります。
学問云々抜きにして、人は植物なしには
生きられないという表れなのでしょうかね?
花の種類も気温の変化同様、少しずつ変わり
始めています。
秋の木の実の代表格の栗の花も咲いていました。
独特の花の匂いが何かに例えられていますが、
ま、ここでは割愛しましょう。
その花の匂いに誘われて、いろいろな虫たちが
やって来ていましたが、結局動きの遅い虫だけが
被写体となりました。
この虫は、おそらくコアオハナムグリだと思います。
一方、そろそろ赤い実を現すはずのナワシロ
イチゴの花は、実がつく頃も花は同時に咲いて
います。
その咲いていても咲いていないように見える
不思議な花に訪れる虫を、今まで確認したことが
ありませんでした。
そしてとうとう、その虫に出会うことができました。
ナワシロイチゴとヒメウラナミジャノメ posted by (C)sasama_tea
ふらふら~っと現れたチョウが、迷わずナワシロ
イチゴの花へと留まりましたが、カメラを用意して
いる間に飛んでしまいました。
種類を確認しようと近づくと、撮影の間にふと飛び
立ち、また再び同じ花へと舞い戻るのでした。
そーっと、そーーっと近づき、接写での撮影に成功。
前回の写真と同じく、ヒメウラナミジャノメでした。
モニターで写真を見ていて気づきましたが、眼の下
辺りに赤い点があります。
単なる模様かとも思いましたが、紹介されている
写真にはそのような模様もないようで、どうやら
寄生虫でもついているみたいです。
そしてこちらは、初夏に目立つ濃いピンクの花、
シモツケというバラ科の低木です。
ごくふつうに自生する木で、千葉ではどこででも
見られる、夏の到来を感じさせる花ですね。
シモツケとシモツケマルハバチの幼虫 posted by (C)sasama_tea
ようやく咲き始めたシモツケの花を撮影しようと
近づいてみれば、何か妙な存在が・・・。
おおっ、何だ、このナマコのようなイモムシは!?
透けた体に、規則的に並ぶ白く短い毛。
シモツケの花を周辺で観察すると、大抵この
イモムシが見られました。
今まで全く気づいていませんでしたが、かなり
ふつうに見られるもののようです。
調べてみるとシモツケマルハバチの幼虫でした。
ただ、成虫のほうの写真は見当たりません。
躍起になって探すと、大抵は大したことのないもの
が見つかるのが常ですから、探すのは止めました。
さて、どのような虫なのでしょう?
ここ最近は、植物と虫との関係を見るようにして
います。
どちらか単体では彼らの生活は成立しないはず
で、気味の悪い虫でも近くで見るようにしています。
人の場合もきっと同様で、虫ごときでも無視でき
ないはず・・・なのですよね。
だじゃれで終わりです
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